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ディーン・アチソン
アラン・フラッサーの「Dressing the Man」(2002年)には、政治家が何人か、登場していました。

この写真、見覚えありますか?
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P.39  おっと、ブルックスブラザーズを着ていますね。(笑)
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              P.152
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P.175  右端は、トルーマン政権時の商務長官で、マーシャル・プラン遂行責任者だった、ウィリアム・アヴェレル・ハリマン。

左端の人が、そう、トルーマン大統領の下で国務長官を務めた、ディーン・アチソン(Dean Acheson)です。



アチソンって、どんな人?って方もいらっしゃると思いますので、以下、簡単にまとめました。



1933年、ルーズベルト政権下で財務次官に任命され、1941年には、経済担当国務次官補に再度任命され、1944年、ブレトン・ウッズ会議に出席。<注1>

1945年、トルーマン大統領によって国務次官に任命され、トルーマン・ドクトリンとマーシャル・プラン(欧州復興計画)の立案に関わる。

1949年、ジョージ・マ-シャルの後任の国務長官となり、「共産主義の封じ込め」政策を継続し、NATOの結成にも尽力。

1950年、日本・沖縄・フィリピン・アリューシャン列島に対する軍事侵略にアメリカは断固として反撃すると、極東地域における「不後退防衛線(アチソン・ライン)」を演説。<注2>

公的経歴終了後、弁護士業に戻った後も、その影響力は保持され、ケネディ、ジョンソン、ニクソン政権への非公式アドバイザーに就任。

1970年、国務省時代の回顧録で、ピューリツァー賞を受賞。

1971年、78歳で死去。



<注1> アチソンは、モーゲンソー財務長官と共に金融凍結案を強硬に進め、日本を締め上げました。1941年7月の在米日本資産の凍結は、日本が積み重ねてきた外貨準備を根底から突き崩し、追い詰められた日本は対米開戦に踏み切ります。そして日本はアメリカの計画通り殲滅された。
・・・というのが、私の見立てです。(笑)

<注2> 「たとえ韓国と台湾に外国軍が侵入してもアメリカの関与するところではない」と、ソ連、中国、北朝鮮を誘惑し、その気になった金日成の北朝鮮が38度ラインを越えて韓国に侵攻。それを見てアメリカ軍が参戦。目的は、東西対立を鮮明化し、戦争経済政策を推進し、極東における政治、経済、軍事的な足掛かりを確保することであった。
・・・というのが、私の見立てです。(笑)



まぁ〜、ブログで気軽に取り上げるよ〜な人物ではないコトは、確かですね。(苦笑)

彼をどう評価するかは別に致しまして、1910年代にイェール大、ハーバード大ロースクールで学んだエスタブリッシュメントの、「能ある鷹は爪隠す」的な控え目な着こなし、これに絞って注目してみましょう。(笑)
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by yabushun | 2012-11-07 00:35 | CLOTHING | Comments(12)
Commented by kenaoki at 2012-11-07 22:54 x
またまた素晴らしい写真の数々ですね。服の仕立て、装いの素晴らしさにどれだけの日本の政治家が気がつくのでしょうか? コミンテルンのスパイだらけ【モーゲンソーやハリー・ホワイトはじめ、ロシアンジューイッシュ系移民の息子連中】と言われていたローズヴェルト【笑・昔はこう書いていたんですよ、日本でも】政権の中においては”少数派”【笑】でしたね。しかも彼はホンモノのプレッピーでアイヴィーリーガー、加えてYALEではスカルアンドボーンズの向こうを張ったスクロールアンドキーのメンバーでした(サイラス・ヴァンスは後輩)。そしてハリー・トルーマンの前職は、洋服屋【洋品店】ですからね。日本にも洋服屋出身の首相が出てもいいんですけどね【爆笑】。まあ、無理か。
Commented by yabushun at 2012-11-08 00:48
コメント、ありがとうございます。
kenaoki様以外は、簡単にコメント出来ない記事を書いてしまった、と思っておりました。(苦笑)

実は、ツイードマスのH店長に、是非アチソンを取り上げて、ブルックスブラザーズはどんな人間が着ていたかを書いて、と言われ、アップした記事なんです。

書くには書いたのですが、後から、良心の呵責に耐えかねて(笑)、加筆しました。
日本人の私からして、リアル過ぎるんですよねぇ。(苦笑)

スカル&ボーンズ(頭蓋骨と骨)とか、スクロール&キー(巻物と鍵)とかについて詳しい方は、専門家ですね。
kenaoki様は、普段、一体、何の研究をされているのですか?(笑)
でも、驚くべき人脈が形成されていているんですよね、ココで。
Commented at 2012-11-08 09:58 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yabushun at 2012-11-08 15:00
貴重なお話をしていただき、感謝致します。

kenaoki様のルーツを垣間見ることが出来て、納得・得心(←大阪の爺の言い回しです)致しました。

普通のお方でないことは、薄々感づいていたのですが。(笑)
Commented by kenaoki at 2012-11-09 00:49 x
普通のおっさんですよ(笑)。ただ経歴と仕事がら日本の国内で生活している方々とは違った情報が取れるいうだけの話。ああいう頭蓋骨と骨とは、秘密結社の証なんです。自分が例えこのような姿になったとしても組織の秘密は漏らしません、という。それにしてもモノを知られないで平気でいられる日本人が多くなりましたね。
Commented by yabushun at 2012-11-09 04:45
いえいえ、もう取り返しがつかないくらい、「普通のおっさん」ではありませんよ。
キャンディーズ路線は、諦めて下さい。(笑)

モノを知らないから、平気でいられるわけで、これはこれで問題なのですが、kenaoki様は、知り過ぎです。
http://www.youtube.com/watch?v=OUpfXgV5p8I

昨日は一日、kenaokiショックで、色んなコト考えておりました。
例えば、マッカーシーや、彼へのけん責決議を棄権したケネディも、やはり再評価する必要があるのかな?とかです。(笑)

kenaoki様のお陰で、またオデコが、数ミリ後退した気がしてなりません。(笑)
Commented by kenaoki at 2012-11-09 06:30 x
国際共産主義コミンテルンの組織はちょっとこみいってるんとか言ってる場合じゃないのですが、あの時代にはエスタブリッシュメントを悪だと考える人たちが多数だったことは間違いなく、平等が正義の時代であったのですね。その平等を標榜する共産中国において、先日 温家宝の一族の蓄財がニューヨークタイムスにちくられましたね(笑)。結局、中国は何も変わってはいないんですよね。本質はそのまま残っています。後、リヴァータリアンとリヴェラルの意味の違いも整理しておいた方がいいんですよね。なんか副島隆彦みたいですが......
Commented by yabushun at 2012-11-09 16:44
リバータリアンとリベラルの違いは、副島センセーが何度も強調されていますね。

リバータリアニズムとは、独立した精神、他人に干渉しない、干渉されない自由を重視する思想で、故に、政府の干渉を嫌い、大金融資本の企みにも反発する。まさに、新天地建国時代の英国支配に徹底反発した伝統精神なのだ!と力説され、例えば、ロン・ポール下院議員を、物凄く評価されていますね。

ロン・ポールが主張する、FRB連邦準備制度反対、所得税反対、国民健康皆保険反対、国連脱退、NATO脱退、などの一貫した主張は、日本の「普通のおっさん」には、理解不能だと思います。(笑)

リバータリアンと言えば、クリント・イーストウッドですね。彼の映画をその文脈で観れば、成る程な、となるコトが多いです。
Commented by kenaoki at 2012-11-10 02:20 x
FRB連邦準備制度のことを米国政府機関のひとつだと
思っている方が日本ではほとんどなのでは?こんなうらやましい株式会社ってちょっとないですよね。紙幣の印刷、供給を思い通りに出来るのですから。一体誰が株主なのか、それがアメリカという国の大きな鍵のひとつなんですが..... おっとあぶねえ、あぶねえ.....
Commented by kenaoki at 2012-11-10 02:22 x
日本にもアメリカにも、オヴァータリアンは増加傾向にありますね。
Commented by kenaoki at 2012-11-10 02:30 x
民主党の基本は大きな政府ですから。ローズヴェルト政権は、アメリカ政治史の中でも特異な、自由、資本主義の中でどれだけ社会主義的なことが出来るのか、実験を行った政権です。政府が民間に出来る住宅金融を行うという発想は、オヴァータリアン、いやリヴァータリアンにはありえません。ファニー メイとか、フレディ マックのイニシャルは、FMですよね。これは単純にFederal Morgageの略に由来すると言われています。そして、その最終実験を日本の戦後行ったのです。登場あえて社会党から首相を一度出させているのも実験の一環。
Commented by yabushun at 2012-11-10 07:29
日銀の株式は、日本国政府が過半数を保有していて、資本金も日本銀行法第8条で、政府からの出資額が55%を下回ってはならないと規定されています。
FRBはどうかと言うと、アメリカ政府は、1株も所有していないのですね。
財務諸表(決算書)すら見せよれへん、と怒る方もいらっしゃるようですが、アメリカ政府とは無関係な民間の会社なんですね。
にもかかわらず、法人税は免除されている。

で、株主は構成はどうなっているのかと言うと・・・これが、日本で「陰謀論」を展開しているとされる方々が口にする、ロスチャイルド、ロックフェラー、ユダヤによる支配の、最大の根拠になっているのだと思います。

また、そう言う方々の中には、リンカーンは、国家負債のための利子付き債権発行法案を拒み、大統領権限による法定紙幣を発行し軍備調達に充てたこと、またケネディは、FRBの通貨発行権を否定するような、財政支出を政府発行紙幣で償却することを決定したこと、これが理由で暗殺されたんや、と主張される人もいるようです。

私は、こういう考え方をしている人もいるというコトをお伝えしているだけですので、くれぐれも誤解なきように。(笑)
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