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Rufus Thomas

Rufus Thomas「Breakdown」


映像は、ワッツスタックス・フェスティバルの模様を収めた、ブラック・ムービー「Wattstax」(1972年)から。

ルーサー・イングラムと並ぶ映画のハイライトは、この親爺、ルーファス・トーマスでしょう。

興奮した観客たちが、次々にフェンスを越えてフィールドに出て踊り出していますが、流石と言うか、カッチョ良い音楽は何かを知ってはりますね。

日本では、こうはいかない。

あのジェームス・ブラウンだって、1980年以前の日本では、評価ゼロに近い存在だったんですよ。

コレ本当。

「そういうお前、そもそも、ダンス出来るの?」

な〜んて思ってる、ユー。

ミーの踊り、キレキレざんすよ。

コレ嘘。(笑)
# by yabushun | 2014-08-11 20:51 | MUSIC | Comments(0)
壁面
ここ最近、「額縁」「額装」について色々調べているのですが(笑)、結構深いテーマが横たわっているということが分かってまいりました。

現在の「額縁」の原型となるような、ヨーロッパにおける「額」の歴史は、キリスト教会の壁画や祭壇画の為の「額」が始まりと考えられているようです。

一方、日本には二通りの大きな歴史の流れがあるようです。

一つは、神社や仏閣の鳥居や軒下に掲げられた木彫りの「篆額(てんがく)」や、茶室の門名や堂名を彫り込んだ「扁額」、そして襖絵や屏風から、鴨居にかけられる横長の書などの「和額」に至る歴史。

掛け軸(紙額)もこの流れの一つに分類します。

もう一つは、宗教画や油彩画の縁取りの装飾としてヨーロッパから入って来た、所謂、「洋額」の歴史です。



日本では、壁面は、「額」を飾って絵画を楽しむ場所ではなかったのは確かですね。

今でも、「額」を飾ることを前提した建築設計って、余りないと思います。

では、日本の伝統的家屋における壁面とは、という話になると、必ず出てくるのが、昭和8年から9年にかけて「経済往来」に書かれた、谷崎潤一郎の「陰影礼賛」であります。

面白い視点に感心もするのですが どうも論理に飛躍があり、結局は、

『私は、われわれが既に失いつゝある陰翳の世界を、せめて文学の領域へでも呼び返してみたい。文学という殿堂の檐(のき)を深くし、壁を暗くし、見え過ぎるものを闇に押し込め、無用の室内装飾を剥ぎ取ってみたい。それも軒並みとは云わない、一軒ぐらいそう云う家があってもよかろう。まあどう云う工合になるか、試しに電燈を消してみることだ。』

という締めからも分かるように、自分の文学スタイルに関する、あくまで随筆というかエッセーで、日本の美意識を相対化して考察したという類いのものでは、ないと思うんですよね。

あと、これが書かれた時代背景も、知っておくべきだと思います。



で、ここから本論を展開すべきなのでしょうが、まだ、そんな段階には至っておりませんので、出来ません。(笑)

その代わりに、一緒に画像見て、あれこれ考えてみましょう。
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京都の山崎にある妙喜庵(みょうきあん)の方丈に付属してる「待庵(たいあん)」。

確証はないのですが、江戸時代から、千利休の作と伝えられて来た茶室です。

現在日本には、国宝指定されている茶室が三棟あり、その内の一つ。

残りの二つは、犬山の「如庵(じょあん)」と、大徳寺の「密庵(みったん)」なんですが、当然、見たいですよね?(笑)

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如庵

旧・建仁寺正伝院茶室 織田有楽斎好み

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(クリックすると大きな画像が見れます)
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(クリックすると大きな画像が見れます)
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大徳寺塔頭(たっちゅう)龍源院 密庵

伝小堀遠州好み



う〜ん、ピクチャー・レール付けて、ワイヤーで「額」吊るすのは、ちょっと無理っぽいですね。(笑)

ちなみに、個人的に最も惹かれるのは、書院風茶室の密庵です。
# by yabushun | 2014-08-05 08:19 | ARCHITECTURE | Comments(0)
Cartola

Cartola「O Mundo é um Moinho」


ワールドカップ・ブラジル大会、そして「ミネイロンの悲劇」を踏まえ、この世界一美しい曲を選んでみました。

「人生は風車」。サンバ史上に燦然と輝く名作ですね。

一応説明しときますと、映像の左がカルトーラで、右がカルトーラのお父さんです。

元々、石大工だったカルトーラは、セメントが髪にこびりつかないよう帽子をかぶっていたことから、カルトーラ(シルクハット)というあだ名を、工事現場でつけられたと言います。

初めて自分名義のレコードを発表したのは、1974年、65歳になってから。

エスコーラ・ジ・サンバのマンゲイラ(Mangueira)の創立者の一人で、マンゲイラと命名し、またチームカラーを考えたことでも知られています。
# by yabushun | 2014-07-25 04:19 | MUSIC | Comments(0)
ポロカラー・シャツ その6
今回は、1939年から1955年までの資料を並べてみました。

ブルックスブラザーズの自社工場生産製品=「オウンメイク(Own Make)」とは、「Made in our own workrooms」から生まれた言葉ですが、その証である「Makers」ネームは、いつ頃からブルックス社のポロカラー・シャツに入ったのでしょうか?
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1939年のカタログ(クリックすると大きな画像が見れます)


襟の小さいBD=クリフォード・シャツ(Clifford shirts)は、1960年登場ではなく、もう既に存在してたんですね。

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1939年の広告


この時代の織りネームは、どんな感じだったかと申しますと・・・
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1940年代以前と思われるポロカラー・シャツの織りネーム


1946年 ジュリアス・ガーフィンケル&カンパニー(Julius Garfinckel & Co.)に売却され、ガーフィンケル・ブルックスブラザーズ・ミラー&ローズ社(Garfinckel, Brooks Brothers, Miller & Rhoads, Inc.)傘下となったブルックスブラザーズは、同年、パターソンとブルックリンに工場を設立しています。

以降、織りネームの下段の文字は、「New York」から「Makers」に変わっていったと思われます。

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1948年のカタログ(クリックすると大きな画像が見れます)

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1949年製と思われるポロカラー・シャツの織りネーム

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1951年のカタログ(クリックすると大きな画像が見れます)


上の1951年カタログの、ポロカラー・シャツの画像を拡大して、織りネームの下段の文字に注目してみます。
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#162 何となく「New York」かな?
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#165 こりゃ「New York」ですね。
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#167 読めまへん。
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#168 おお、間違いなく「Makers」だ。

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1953年のカタログ(クリックすると大きな画像が見れます)


織りネームの拡大は、もう邪魔臭いのでヤメますが、この時点(1953年)では、全て「Makers」に統一されてるようです。

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1954年のカタログ

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1955年のカタログ(クリックすると大きな画像が見れます)
# by yabushun | 2014-07-20 06:50 | SHIRTS | Comments(7)
コペンハーゲン 〜 ドレスデン
少し前に買ったのですが、「別冊太陽 デンマーク家具 時を越える魅惑のモダン・デザイン」が、なかなか楽しめました。

カナ表記も、英語式でなくデンマーク表記がなされており、「ハンス・J・ウェグナー」みたいに、英語式ですっかり定着してしまっているものも、「ハンス・ヤアアンスン・ヴィーイナ」と、現地呼称が表記されておりました。

「他国の歴史や芸術や様々な知識を、第三国の言語、例えば英語を介して再現した『二次的』な翻訳文化には、簡便である反面、少なからぬ危うさが伏在していることも留意しておかなければならない」

と、硬派でGo!Go! のノリです。(笑)
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フィン・ユール邸の写真なんかを見てると、感化されやすい私は、早速、「事務所の応接室を、和風北欧モダンに!」という、二次的翻訳文化的な文脈でのレイアウトがしたくなって来ました。(笑)

花瓶とか絵なんかも、上手く配置したいのですが、ど〜もタマ数が不足しているコトに気付きまして、普段は疎遠な関係の父に、

「安もんでええから、何か、呉れるような、壺とか絵とか、有る?」

と尋ねたら、古ぼけた小さな額縁に入った水彩画が出て来ました。

作者が誰か分からず、どうせ値打ちないやろ的な、打算は済んでいたと思われます。(笑)

しかも、私が構築しようとしている「和風北欧モダン」とは、趣が全く違います。(苦笑)
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「K.Miyake」「Dresden」とサインがあり。

必死で調べましたね。(笑)

絵は、ドレスデン聖母教会が描かれていまして・・・
ちゅ〜コトは、描かれた時代は、ドレスデン爆撃前で・・・

おおっ!「三宅克己」で間違いありません!!

という訳で、今、私は、喜びを隠し切れず、この文章を書いています。

「芸術」を愛する者としては・・・当然、売却したいと考えております!(笑)
# by yabushun | 2014-07-18 04:20 | Comments(0)
マドラス・チェック その4
夏のワードローブに欠かせないと言えば、やはり、インディア・マドラスです。

アンダーステイトメントを身上とする、トラディショナル・スタイル。

その愛好家は、何故かこういう、ド派手な柄も、何の躊躇も無く着ます。(笑)



生地に惚れて、後先考えず、難易度の高い柄を買ってしまい、

「一体、どないコーディネートしたらええねん!」

と、自分の限界を越えた瞬間を知ることも、あろうことかと思われますが、(笑)

「ここは腕の見せ所じゃ!」

と、気合い入れ直しましょう。

そして、コーディネートがバッチリ決まった暁には、不敵な笑みを浮かべた「どや顔」でなく、涼しげな顔で振る舞う・・・これ、お忘れなく。(笑)



以下、カラー刷りの方が楽しめると思いましたので、1970年代のブルックスブラザーズのカタログより、抜粋してみました。
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1971年春夏カタログ
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1972年春夏カタログ
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1973年春夏カタログ
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1973年春夏カタログ(346ライン)
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1974年春夏カタログ
# by yabushun | 2014-07-05 08:13 | CLOTHING | Comments(0)
ノーウィージャン・セーター
夏来たりなば、冬遠からじ・・・(笑)
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ブルックスブラザーズ 1939年のクリスマス・カタログより
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「ノーウィージャン(Norwegian)・セーター」とは、「ラップランド(Lapland)・セーター」とか「スカンジナビアン(Skndinavian)・セーター」とも呼ばれる、所謂「ノルディック(Nordic )・セーター」のことです。

スキー・ウェアとしての登場は、1931年頃。

1938年頃から、ファッションとしても着られるようになったらしいです。

このブルックスブラザーズのカタログでは、「Rohjel sweater」という名称が使われていますが、意味は不明。

ちなみに、「imported from Norway」とのこと。



で、ここからが本題です。(笑)

一番上の、セーターの柄、記憶して下さい。


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これは、1946年、スキーリゾート、サンバレーで撮影された写真。

サンバレー・スキー場と言っても、志賀高原じゃありませんよ。
アメリカのアイダホ州です。(笑)

左より、
サンドラ・ショー(元女優、ゲーリー・クーパー夫人)
ジャック・ヘミングウェイ(アーネスト・ヘミングウェイの長男)
イングリッド・バーグマン
ゲーリー・クーパー
そして、クラーク・ゲーブル です。
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ゲーリー・クーパーが着ているセーターに注目。
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おっと、上のカタログと同じ柄、つまり、ブルックスブラザーズのセーター、ですね。(笑)


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こっちは、数年前に、ブルックスブラザーズで販売されていたもの。

バーゲンの時、阪急メンズ大阪店で買いました。

これも、柄、同じでしょ?

つまり、yabushun ≒ ゲーリー・クーパー ちゅ〜コトですな。(笑)



ORIGINAL LOVE「Winter's Tale」1992年
# by yabushun | 2014-06-28 22:27 | KNITS | Comments(3)
ポロカラー・シャツ その5
ブルックスブラザーズの「オウンメイク」のポロカラー・シャツに、胸ポケットが付いたのは、いつなのか?

kenaoki様が、クリーニング屋で出会ったトーマス・デイヴィス氏に尋ねられたところ(笑)、1969年か1970年ということでしたが・・・

凄い記憶力です!

間違いありません。1969年でした。
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1968年 春 のカタログ

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1968年 xmas のカタログ

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1969年 春夏 のカタログ

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1969年 秋 のカタログ

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1969年 xmas のカタログ
# by yabushun | 2014-06-28 07:47 | SHIRTS | Comments(21)
シアサッカー その5
1970年代のブルックスブラザーズのカタログより抜粋してみました。

どないですか?

ブルブル来るっちゅうか、めっちゃカッコええでしょ?(笑)
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# by yabushun | 2014-06-27 22:04 | CLOTHING | Comments(0)
シアサッカー その4
いよいよ、これ着る季節が、到来です。

半世紀以上前の資料ですが、着こなしの参考になれば、と思いまして。(笑)

シアサッカー地、ストライプだけでなく、格子柄も結構あったんですよ。
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Brooks Brothers 1961年 春夏カタログより




Slim Gaillard「Cement Mixer」


スリム・ゲイラード、シアサッカー着てますね。

これも、かなり古い映像ですが、着こなしの参考になれば、と思いまして。(笑)



ええ大人なら、夏は暑くても、こういう涼しげな素材を選んで、ジャケット姿で外出したいものですね。
# by yabushun | 2014-06-27 09:51 | CLOTHING | Comments(0)