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ベルフェゴール


「ベルフェゴールは誰だ」は、フランス国営放送で1964年に放映されたTV映画。

監督/クロード・バルマ 

主演/ジュリエット・グレゴ、フランソワ・シューメット、ルネ・ダリー

原作はアルチュール・ベルネッドで、彼は映画「ヴィドック」の原作者としても知られています。

当時、2,000万人以上のフランス人を、TVの前に釘付けにしたといわれたドラマで、日本でも1965年にテレビ朝日で、夜9時から30分放映されていたんです。
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実は、私が最初に観た海外TVドラマが、これだったんです!

今でも憶えていることは、とにかくメッチャ怖かったこと。

コレ観た後は、暗く長い廊下を歩かねば辿り着かなかった便所に、行けなくなりました。

番組の途中に入るCMが、レナウンの「ワンサカ娘」であったことも鮮明に憶えています。

未だに、ノリの良い「ワンサカ娘」を聴いたら、直後に、得体の知れない恐ろしいものがやって来るというイメージ、感覚が、私の中でワンセットになっています。
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800年の歴史を持つルーヴル美術館に潜んでいるとされる、マントと仮面で被われた伝説の怪人、ベルフェゴール。

その正体を追求する青年と謎の女性をめぐって、不可思議な物語が展開するという、怪談&犯罪ミステリードラマでした。

本国フランスでは72分×4話だったものを、日本では30分×13話と分割して放映されました。

幼い私は、シスター(修道女)のような格好をした化け物が、複雑で迷路のようになった美術館内を歩きまわっている、この、とてつもなく不気味な雰囲気を、ビビり倒しながら楽しんでいた訳ですね。(笑)
by yabushun | 2014-10-19 08:07 | CINEMA&DRAMA | Comments(0)
Breaking Bad
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CS放送 Super! drama TVで、「ブレイキング・バッド(Breaking Bad)」ファイナル・シーズン(シーズン5)全話一挙放送(8話+8話)を、2週つづけて鑑賞。

圧倒的面白さでありました!

TVドラマ史上、最高傑作の一つであること、間違いありません!

脚本、映像、演出、演技、全て凄かった。

一つ取り上げるならば、エミー賞ベスト男優賞を4度連続獲得した、主人公ウォルター・ホワイト役の、ブライアン・クランストン(Bryan Cranston)が、やはり素晴らしい!

「男」というものを、表現し切っていました。

あのアンソニー・ホプキンスが、「私が知りうるかぎり、最高の演技」と大絶賛してたのも、けっしてお世辞じゃないことが、良〜く分かります。

クランストンと言えば、彼は、私が大好きだったTVドラマ「マルコム in the Middle」で、メチャクチャ面白いキャラの、マルコム達の父親、ハルの役だったんですよね!
by yabushun | 2014-10-12 06:26 | CINEMA&DRAMA | Comments(2)
加藤式モノーラル・ホーン・システム
オーディオ巨匠シリーズ。(笑)

これも、雑誌で初めて見て、度肝を抜かれた装置です。

生涯モノーラル再生を通された、加藤秀夫先生のオール・ホーン・システム。
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画像は「別冊FM fan」誌の切抜きだったような記憶があるのですが、間違っていたらご免なさい。

説明文では、

『低音ホーンの開口が目立つスピーカーは、ホーン形3ウェイの構成で・・』(引用)

と書かれていましたが、
巨大な低音木製ホーン、中音用木製マルチセルラホーン、中高音用木製マルチセルラホーン、そして鼓膜より薄い4ミクロンの振動板を持つ「マッシュルーム・ベル(MUSHROOM BELL)」と呼ばれた高音用トゥイーターからなる、4Way か5Way 構成に見えます。

それぞれの帯域を受け持つユニットが分散された、独特なレイアウトですね。

曲線になった木製の壁(バッフル)が、ルーム・アコースティック調整を兼ねた、イコライザーのような役目を果たしているのでしょうか?



驚くべきことは、カートリッジからドライバーに至るまで、全て加藤氏による設計、自作という、途方も無いシステムであるということです。



再び説明文からです。

『低音ドライバーにはMFB方式が採用されている。VCの延長上に検出コイルを設け、そこに派生した電圧をアンプ前段に戻し、コーンの動きを制御するもので、以前「ラジオ技術」誌に発表し、長年研究されているテーマの一つである』(引用)

「MFB方式」とは、「モーショナル・フィード・バック」の略で、スピーカー・コーンの振動速度を検出し、アンプ入力と比較し、コーンの動きを制御するスピーカー・サーボシステムのことです。

MFB制御に関しては、その後、高橋和正氏も「ラジオ技術」誌で色々書かれているのは存じてはいるのですが、私には、当然、手に負えないものでありました。(笑)

然う然う、SONY が一度、SA-S1 というモデルで、ウーファー部にMFB方式を採用したものを商品化(1995年頃)したことがあるんですよね。
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素晴らしいデザイン処理がなされたプレーヤー。

加藤式3点支持、マグネフロート、糸ドライヴ、なのだと思います。

画像では見えづらいですが、ターンテーブルを横断するように、加藤式糸アームリフターが張られています。

カートリッジは、超軽針圧(0.3g ぐらい?)の、MCタイプなのでしょう。

全くスクラッチ・ノイズがない再生音、と聞きました。
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『人間が悲しい時、うれしい時に聴きたいのが音楽のはずだ。その再生には音楽信号に何物も加えず、何物もとり去らずが私の持論』

と、40年以上の歳月をかけてレコード再生の限界に挑戦されつづけた、加藤秀夫先生のモノーラル再生システム。

一体どんな音がしたのでしょうね。
by yabushun | 2014-10-09 12:08 | AUDIO | Comments(7)
ブルックスブラザーズ No.4 モデル
1954年秋カタログより
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1955年秋カタログより
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1956年春カタログより
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1956年秋カタログより
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by yabushun | 2014-10-04 21:11 | CLOTHING | Comments(10)
22-A ホーンの設置法
今回は、Western Electoric(以下「WE」と略します) 22-A ホーンのセッティングという、ごくごく一部のオーディオ・オタク用ネタなんで、興味ない方は読み飛ばして下さい。



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Western Electoric 22-A
ステージ用メタル製カーヴドホーン、555レシーヴァー用。
カヴァレッジ・アングルは、水平20度、垂直40度。
外形寸法は、全幅28インチ(71.1cm)、全高35インチ(88.9cm)、奥行27インチ(68.6cm)、重量40ポンド(18.12kg)。



かつて「Stereo Sound 」誌内で連載されていた「ザ・スーパーマニア」。

その記念すべき第1回目(1979年秋号 No.52)に登場したのは、郡山のワイドレンジクラブでした。

そして、「ザ・スーパーマニア」第2回目(1980年冬号 No.53)に登場したのが、(株)カンノ製作所社長の菅野省三氏だったんですね。
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カンノ製作所 菅野社長の装置


上段外側が、WE 555を2個装着したダブル・スロートのWE 12-AホーンとWE 597トゥイーター。

上段内側が、カンノ製22-Aホーンで(トゥイーターはカンノ製597?)、下段左右にあるのが、YL D1250を装着した6.5mの低域用コンクート・ホーン。

床に転がっているのは、WE 594ドライバーとWE 24-Aホーンに、WE TA-4181-A 46cmウーファー。

タバコを置くとか(笑)、人が立つとかしないと、22-Aホーンが可愛く見えますね。


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カンノ製作所 N氏の装置


「無線と実験」誌の「Hi Fi追求リスニングルームの夢 No.389」(1997年8月号)では、同じカンノ製作所の、N氏の装置が紹介されておりました。

カンノ製597トゥイーター、WE KS-6368ホーンにWE 555、WE 22-AホーンにWE 555、WE TA-4181-AウーファーにWE TA-7395タイプのショートホーン・バッフル、という4Way構成。

22-Aホーンがカンノ製でなかったのが、軽く衝撃でした。(笑)



で、ここから今回のテーマ、22-Aホーンのセッティングに関するお話に突入です。
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上の画像は、「Stereo Sound 」誌内の連載「スーパーマニア」No.25(1985年秋号 No.76)で紹介されていた、農学博士K氏の装置です。

室内の調度品、趣味が良いですね。

センターは3Dウーファーで、エルタスKS12004ウーファーが取り付けられた、2.5mのコクリート・ホーン。

左右にWE 555を装着したWE 22-Aホーン、WE 597トゥイーターという構成ですが、22-Aホーンの向きに注目して下さい。

最初にご紹介した2つの画像とは違い、90度向きが変えられています。



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これは22-Aホーンを使用した、WEのワイドレンジ・システム「#6 TYPE SYSTEM」の資料 (1936年)で、TA-4151等のウーファーを装着するTA-7331-A バッフルが組み合わされています。
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TA-7331-A バッフル内部


TA-7331-A バッフルの形状が物凄く変わっていますし、ホーンとバッフルの間に設けられた「サウンドテックス」と呼ばれるドレープの存在が、実に悩ましいのですが・・・(笑)

この資料でも、22-Aホーンが90度横に寝かせて吊られているのが、確認出来ると思います。

こういう画像を見ると、位相合わせに関しても気になって来ると思われますが、それはまた別の話。王様のレストラン。(笑)


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上の2つの図は、「無線と実験」誌で、池田圭先生が連載されていた「音のレプリカ」No.22 ホーンの舳先物語(1) (1988年12月号)からの転載です。

22-Aホーンの設置の仕方による、指向特性の変化とカヴァー・エリアの関係を表しています。

『ところで僕自身も実行していないが(その事情はいずれお話しする)、人様には是非この横倒式の配置をおすすめしているが、実景は殆ど見かけたことがない』

と書かれていましたが・・・先生!22-Aホーンを吊り下げてる私の場合、横倒しにするのは、鉄製アングルを作り直す必要があり、そない簡単な話やないんです!(苦笑)


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これも「無線と実験」誌からの転載で、多分、同誌が初めて「Western Electoric特集」をやった時(1982年7月号)に出てました。

垂直面の指向性の良い方を水平に置くセッティング方法を、WE社が示しているものです。



以上、22-Aホーンを3次元的な思考で設置しませんか?というお話だったんですが・・・殆どの方には、何〜の興味もない話でしたよね?(笑)
by yabushun | 2014-10-03 03:23 | AUDIO | Comments(7)