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スパッターダッシュ
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    ブルックスブラザーズ 1915年のカタログより


スパッターダッシュ(spatterdash)とは、靴甲掛け、短ゲートルのこと。

略して、スパッツ(spats)と言いますが、こっちの呼び方の方が、馴染みがありますね。

上の画像で言えば、丈の短い方がそれで、長い方はゲイター(gaiters)です。

尾錠の付いたストラップを、靴の土踏まずに引っ掛けて留めます。

素材はフェルトやバックスキン、色は白、グレー、淡褐色が多いようです。
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    ブルックスブラザーズ 1953年のアーカイブより
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    ブルックスブラザーズ ウエディング・キット


結婚式を挙げさせてもらうなら(笑)、私はこのスタイルしか考えておりません。

勿論、帽子から白い鳩を出して、参列者のハートを鷲掴みにするつもりです。(笑)
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こちらスパッツは、アメリカのオークションで出ていたものなのですが、素材はコットンだったと思います。

何故か、入札し忘れてしまい、今では「痛恨のスパッツ」と呼ばれているものです。(笑)
by yabushun | 2013-02-27 04:33 | SHOES | Comments(14)
1966年春夏カタログ
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ブルックスブラザーズの1966年春夏カタログをゲット!

生卵を握っていたら、間違いなく手がベチョベチョになっていたでしょう。

それぐらい、手に力が入りました。
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ココには書かれていませんが、鈴木晴生さんがFBで書かれていたように、最初の「No.2モデル」は1934年に発表されたようですね。

自分もいくつか資料持っていましたので、薄々そ〜じゃないかなと思っていたんですよ。(笑)

したがいまして、1961年に発表されたものは、「ニューNo.2モデル」というコトになるようです。
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左より、ポロ(BD)カラー、テニス(プレーン)カラー、ゴルフ(ラウンド)カラー。
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左より、イングリッシュ・タブ・カラー、クリフォード・カラー、ロウ・スロープ・カラー。

ちなみに、まだこの頃でも、カタログを見る限り、スポーツ・シャツやボーイズは別にしまして、OWN MAKEのポロカラー(BD)シャツには、胸ポケットが付いていませんね。
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「UNIVERSITY SHOP」モデルでしたが、4つボタン・ダブルのブレザーもありました。
by yabushun | 2013-02-24 11:17 | CLOTHING | Comments(19)
The Whispers

   The Whispers「And The Beat Goes On」(1979年)


双子のスコット兄弟(ウォルター&ウォーレス)をツイン・リードとして、1960年代半ばに結成されたソウル・コーラス・グループ、ウィスパーズ。

両端の、髭を生やした背が低いスコット兄弟、可愛いでしょ?(笑)

まさに、囁くように、優しく歌うのですが、間の取り方が巧みなんですよね。

これは、R&Bチャート5週連続1位を記録したヒット曲ですが、天気の良い日、プレミアムアウトレット神戸三田店に買い物に行く時なんかに、車の中でかけるのにピッタリなナンバーだと思っております。(笑)

ちなみに、私が運転する車の中はいつも、Soul Train宜しく、往年のソウル・ナンバーが、まるでタイムスリップしたごとく、ガンガン鳴っております。

ハッキリ申しまして、「過去」の中で生きている男です。ハイ。(笑)
by yabushun | 2013-02-23 10:27 | MUSIC | Comments(0)
FIAT 500
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たまたま偶然、知ってる車屋さんのFB見たら、この写真が出てました。

間違いなく、私が乗っていたFIAT 500、そのものですね。

無断転載ですが、文句言わへんでしょう。

私が作者ですからね。(笑)

ド・ノーマルからココまで改造しましたから、見れば一発で分かりますって。

空冷のリア・エンジンなので、リア・フードを逆開きにしてステーで固定し、エンジン丸見せで走っておりました。

FIAT ABARTH 695 アセット・コルサ仕様です。



バイク用ショートハイト・ピストンを流用し、CROWER特注のチタン製ロング・コンロッドを合わせ、燃焼室は一度埋めてから、サニーA型みたいなハート型に作り直し、OHVなので、シリンダーはダミーヘッドを作り、トルクをかけた状態でボーリングしました。

カムは確か、オーバーラップ116度ぐらいだったかな?

意味が分からないなら、読み飛ばして下さい。(笑)

パーツは全て自分で鏡面加工&軽量化し、クランクシャフトもピッカピカ。

その上でバランス取りし、クランクに関しては、ジュンマシンショップで、ダミーウエイトを作り、フル・ダイナミックバランス取りまでやりました。

ノーマルの4速ミッションは、5速のクロス・ミッション(ノンシンクロでっせ)にして、デフはLSDを組み込み。

その他いろいろやっているのですが、いずれにしても、日本で、FIAT 500を、ここまで手を加えた馬鹿は、多分いないでしょう。

勿論、ちゃんと車検通るようにしてましたよ。(笑)



一番腐心したのは、あくまで当時のレーサー仕様の雰囲気を損なわないようにするコトでした。

美意識ですよ。美意識。(笑)

私はこの車を通して、カルロ・アバルトと会話しておりました。

もう、かなり昔の話ですがね・・・。(笑)



今はどなたが乗られているのでしょうかね・・・。
by yabushun | 2013-02-19 06:42 | CAR | Comments(15)
恋は流星

         吉田美奈子「恋は流星」1977年

      作詞・作曲/吉田美奈子、編曲/山下達郎


米航空宇宙局(NASA)は、2月15日、ロシアに落下した隕石について、大気圏突入前の大きさは直径17m、重さは1万tだったと、数字を上方修正しました。
by yabushun | 2013-02-17 01:30 | MUSIC | Comments(0)
ボギーのトレンチ・コートを検証する
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この写真は、結構有名なのですが、映画「カサブランカ」の中で、ボギーが着ていたトレンチ・コートは、これではないんですね。

これ、実は、映画宣伝用の、広告写真なんですね。
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上の3枚のカラー写真は、ネットで検索かけまくっていたら、偶然ヒットしたものを画像保存していたもので、心苦しいのですが、無断転載させていただきました。(苦笑)

映画「カサブランカ(Casablanca)」は、1942年に撮影され、同年11月26日に公開。配給はワーナー・ブラザーズでした。

ちなみに、このトレンチ・コートは、アクアスキュータム製のようです。

後に、ボギーが私生活では、アクアスキュータム社のトレンチ・コートを愛用していたという話も加わり、「カサブランカ」の中で着ていたトレンチ・コートはアクアスキュータム製だ、という「伝説」が出来上がったものと思われます。



以下、かつてKen Aoki様が、イギリスのクレスト・フェーラス製だと、衝撃的とも言える指摘をされた、映画の中でのトレンチ・コートのアップです。

愛するイルザ(イングリッド・バーグマン)のために、自らの命の危険を顧みず、あえて潔く身を引く、男ボギーのカッコ良さ。

私には、そんなコト出来ないよと(笑)、盛り上がるクライマックスで、Ken Aoki様は、冷徹に、コートのディテールをチェックされていたんですね。

恐れ入ります。(笑)
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shuzo様、スミマセン。

Dリング、ありました。(笑)
by yabushun | 2013-02-13 06:06 | OVERCOATS | Comments(32)
サルエリ
   
by yabushun | 2013-02-12 03:12 | Comments(0)
マウンテン・パーカ
ハリス・ツイードのスポーツ・コートを着た時、その上に着るアウターウエアは、本来不要なのかも知れません。

でも、どうしても重ね着したい時って、ありますよね?(笑)

そういう時に出番となるのが、私の場合、オイルドクロス・ジャケットかマウンテン・パーカであります。
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    マウンテン・パーカ SIERRA DESIGNS 60/40
    スポーツ・コート Brooks Brothers(Harris Tweed)
    コットン・ウール・シャツ TWEEDMATH
    ウール・タイ Brooks Brothers
    チーノーズ TOYS McCOY
    靴 見えないけれど、AldenタンカーOXです。(笑)
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マウンテン・パーカのルーツを遡れば、エスキモーの着る毛皮製のフード付き防寒着になるのだと思います。

この防寒着を、グリーンランド系のエスキモーは「アノラック」、アリューシャン列島に住むエスキモーは「パーカ」と称したようですが、これらの名称は後に、フード付きの防寒・防風用ジャケットの総称となりました。

日本では、「ビント・ヤッケ」「ウィンド・ヤッケ」という呼び方の方が、馴染みあるかも知れません。

マウンテン・パーカに関しますと、その原型となったものは、ヨーロッパ系の防風衣の「アノラック」「パーカ」「ウィンド・ヤッケ」だったのでしょうね。

そして、本来プルオーバーだったものを、アメリカ人が合理主義精神に基づき、アメリカ的に作りかえたもの、すなわち、前開きにアレンジしたのもが、マウンテン・パーカだと言えます。
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           「TAKE IVY」より

1965年、アメリカ・カリフォルニア州で、ジョージ・マークスとボブ・スワンソンの2人の青年により誕生したシエラ・デザインズ(SIERRA DESIGNS)が、よこ糸にコットン58%、たて糸にナイロン42%という混紡比率をもつ、60/40素材のマウンテン・パーカを発表したのは、1968年。

ちなみに、この生地自体を開発したのは、アーサー・カーン社らしいです。
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     George Marks(右)とBob Swanson(左)

日本でも1970年代に入り、所謂「ヘビーデューティー」スタイルがジワジワ広がって来て、シエラ60/40マウンテン・パーカも、1975年に正式な発売開始がされます。
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ところで・・・
映画「ディア・ハンター(The Deer Hunter)」(1978年)で、ロバート・デ・ニーロが着ていたマンテン・パーカは、米コロラドのアウトドア・ブランド、ホルバー・マウンテニアリング(Holubar Mountaineering)製だという説があるようです。

しかし、ディテールをチェックすればするほど、やっぱ、シエラ・デザインズやろ〜、と私には思えるのです。

昔のホルバー製のマンテン・パーカで、ロバート・デ・ニーロが着ていたタイプのもを、まだ見たコトがないもんで、現段階では結論は保留にしております。(笑)
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さて、このマウンテン・パーカ、そもそもは、アウトドア・ライフ用に作られたものであり、寒暖に応じて下に着るものを調節するという具合に、レイヤードを考えて着るものでした。

つまり、ダウン・ベストやダウン・セーターを組み合せるのが普通だったので、着膨れするコトを前提に、十分ゆとりのあるサイズを選ぶ必要があったのです。

70年代後半から80年代前半、このマウンテン・パーカ、日本でも、めっちゃ流行ったのですが、最近、街で見かけるお兄ちゃん達が着ているマウンテン・パーカは、その頃のものに比べ、着丈も短く、タイトなシルエットなんですよね。

かつて、似非(えせ)アウトドア青年だった私に言わせれば、邪道ですね。邪道。(笑)

機能に裏付けられたカタチには、すべて理由があり、無駄がないものなのです。

まず、それを味わうべし。(笑)
by yabushun | 2013-02-07 18:19 | OVERCOATS | Comments(13)
Willie Colón
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ウィリー・コロンは、1950年、ニューヨーク・サウス・ブロンクス生まれのプエルトリカン。

14歳の時にトランペットをトロンボーンに持ち替え、バンドを始めたといいます。

17歳でアルバム・デビューを果たし、そして、あっという間に、ニューヨーク・サルサのヒーローにのし上がりました。

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           1967年「El Malo」

記念すべきデビュー作。

タイトルの「エル・マロ」は、英語にすると「Bad Guy」の意。

後に、エル・カンタンテ(El Cantante)と呼ばれる、エクトル・ラボー(Héctor Lavoe)をヴォーカルに迎えているわけですが、ここから「犯罪者」コンビの歴史も始まるのでした。(笑)

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          1968年「The Hustler」

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          1969年「Guisando」

強盗に入ったようです。

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          1970年「Cosa Nuestra」

人を殺めたようです。

それにしても、カッコ良い構図ですね。(笑)

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         1971年「Asalto Navideño」

これは、クリスマス・アルバム。
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アップにしてよく見てみると、サンタクロースと、その手伝いをする小人の格好して、泥棒してますね。

けしからんですね。(笑)

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          1971年「La Gran Fuga」

ついに、指名手配されたようです。

このジャケも、カッコ良いです。(笑)

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          1972年「El Juicio」

裁判にかけられてしまいました。

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        1972年「Asalto Navideño Vol.2」

クリスマス・アルバム第2弾。

またも、サンタと小人に扮して、悪いコトしてますよ。

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          1973年「Lo Mato」

明らかに、コレ、脅迫ですね。

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          1973年「Crime Pays」

高そうなコート着て、ブリブリではなく、ブイブイいわせてます。
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以上、ストリート・ギャング・スタイルで、ファニア・レーベルの、押しも押されもせぬ看板スターとなった、ウィリー・コロン。

ファニア・オールスターズ(Fania All-Stars)のメンバーとしても活躍をした後は、パナマ国立大法学部出のヴォーカリスト、ルーベン・ブラデス(Rubén Blades)との共作をスタートさせます。

そして、アメリカに住む中南米移民たちの民族意識に問いかける問題作を、次々に発表していくのでありました。
by yabushun | 2013-02-01 01:15 | MUSIC | Comments(0)