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山口淳さん
大西基之さんとのやり取りが楽しみで、毎日読ませて頂いています血脇秀則さんのFBで、1月23日、名は明らかにされていませんでしたが、どなたかが亡くなられたことが書かれていていました。

翌日、1月24日の朝、Ken AokiさんのFBを見たら、ライターの山口淳さんが亡くなられたようなことが書かれてあり、吃驚して、すぐにネットで情報を集めまくったのですが、どうも動かし難い事実であることが判明し、言い知れぬ気持ちになりました。

残念、としか、言いようがありません。

大阪のド田舎に住み、出版業界とも服飾業界とも無縁な私ですが、インターネット普及のおかげで(笑)、山口さんとはお会いしたこともないのに、たとえばFBも「友達」でもないのに(苦笑)、欠かさず読ませて頂いておりました。

そして次第に、不遜にも、もしかしたら、自分と似た感覚をお持ちの方なのかなと、思いを抱くようになっていきました。



ある時、ひょっとして、山口さんも、私のブログ、読まれているのでは?・・・と思ったことがありました。

それは昨年の2月、このブログで、映画「脱出」を取り上げた後でした。

いきなり、山口さんのFBで、映画「脱出」にまつわるコメントが、それも、私のブログとは比較にならない濃度で書かれ出し、自分の稚拙な文章が恥ずかしくなったのですが(笑)・・・これは、ひょっとして?・・・と思ったのです。

珍しく、勘が当たりました。

驚くべきことに、FBで、私のブログ記事について、わざわざ名前を出して、触れてくれていたのです。

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インターネット普及のおかげで(笑)、まだお会いしたこともなかったにも拘らず、つながることは出来るのだな!と実感した時でした。

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最近、「LIPSETT BOOK:A to Z for BON VOYAGE―旅と海をめぐる、26文字の冒険」(2007年)の中古本を入手しました。

何と素敵な本でしょうか!

夢がいっぱい詰まっていたのですね!

どうでも良い文章が氾濫する中、山口さんの書く文章は、特異というか、迎合的でなく、どこかツッパっていて、骨っぽかったです。

そういう方だったからこそ、何かを発信できる、貴重なライターだったのだと思います。

残念でなりません。
by yabushun | 2013-01-30 16:05 | Comments(16)
ポップ吉村
TVで、映画「世界最速のインディアン(The World's Fastest Indian)」(2005年)が放映されておりました。

何度か観たことがある映画なのですが、またまた観てしまいました。

1960年代、ニュージーランドの田舎町に住む67歳の男(アンソニー・ホプキンス)が、愛車のオートバイ(1920年型インディアン)で、世界最速記録に挑む・・・

こんな内容なのですが、毎回、バイクの改造シーンに反応してしまい、ついつい、最後まで観てしまうのです。

基本的に、こういう世界、好きなんですねぇ~。
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で、この映画を見終わった後、私の頭の中は、毎回「ポップ吉村」が充満するのです。

我ながら、この判で押したような思考パターン、笑えます。(笑)



ポップ吉村をご存知でしょうか?

プライベーターだった頃に、既にホンダのワークス・チームを打ち負かし、あげくはホンダからパーツ供給がされなくなるという嫌がらせまで受けた、伝説的な4サイクル・オートバイのチューニング技術者、吉村秀雄氏のことです。

詳しくは、ウィキペディアか何かで調べて下さい。(笑)
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丸一日を費やして、2/100mmという神技的な精度で、カムシャフト1本を削り出した、ポップ吉村。

彼が仕上げたバイクの仕様とは、如何なるものであったのでしょうか?

あるホンダ・クラシックのエンスージアストが入手した1960年代のCB72レーサーが、ポップ吉村チューニングであったことが判明し、そのエンジン分解写真が、雑誌(1995年発売)で公開されていました。
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当時、ヨシムラでは、オリジナルのピストンは製作しておらず、CB350のノーマル・ピストンを加工して使用されていたようなのですが、この写真(右)を見ると、尋常じゃない軽量加工がなされていることが分かります。

まぁ〜、こういうの見ると、私、猛烈にブルブル来ちゃうタイプなんですね。(笑)
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外周をナイフシェイプ型にされ、芸術的な磨きがなされたクランクシャフト。

もう、これは、鼻血ブーですね。

でも、私ぐらいの年齢で鼻血出すの、良くないんですよね。(笑)



負荷(応力)がある程度以上大きくなると、表面の粗さ(凹凸)が切り欠き効果となって応力集中が生じ、亀裂発生の原因となり、疲労強度の低下を招きます。

これを防ぐため、表面の鋳造肌がなくなるまで研磨することが有効となるわけです。

この加工によって、同一負荷で使用すれば寿命が延び、同一寿命を狙えば、より大きな負荷がかけられる、という理屈です。

パーツの軽量化、潤滑に対する効果も、当然期待出来ます。
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クランクを別の角度から。

軽量バランス用に打ち込まれたアルミブッシュは、高回転時におけるオイルの撹拌抵抗を減らす役割を果たしているのです。

この時代に、ここまでフリクション・ロスの低減を重要なテーマにしていたことは、驚異的であります。
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これは、ミッション・ギア。

本来4速ワイドギアが標準のCB72に、5速のクロスレシオを組み込み、そのギアの全ての歯側面に、バフ処理が施される凄まじさ!



1960年代、「月刊モーターサイクリスト」に連載された、吉村秀雄氏によるチューニングに関する記事は、凄い反響を呼んだらしいです。

それは、CB72開発陣も参考にするほどの、傑出した内容であったと言います。

削る、切る、穴を明ける、がヨシムラ・チューンの三原則であったわけですが・・・



以上、映画「世界最速のインディアン」観たら、毎度繰り返す、私の思考パターンのお話でした。(笑)
by yabushun | 2013-01-27 21:31 | CAR | Comments(0)
Cheb Khaled
   
        Cheb Khaled「Didi」(1992年)
 

20世紀初頭、アルジェリアを植民地化していたフランスが、港街オランなどを貿易の拠点として開発し、沢山の人々が集まり始めます。

街の酒場にやって来た、元々は砂漠の遊牧民だったベドウィンが即興で歌っていたもの、それがアルジェリアのポピュラー・ミュージックである「ライ」の起源と言われています。

1960年生まれのシェブ・ハレドは、その歌唱力で10代前半から名声を博し、1980年代には国民的歌手となった、アルジェリア音楽界最大のスターであり、「ライ」を代表する大歌手。

今はもうシェブ=「若者」じゃないから、ハレドに改名しております。



イスラム主義政党が圧勝した選挙直後の、1992年の軍事クーデターにより、アルジェリアは内戦状態に陥り、イスラム原理主義過激派によるテロが活発化します。

「ライ」という、軟派と見られた音楽を演るミュージシャンも、その標的になりました。

1994年には、当時人気絶頂のシェブ・ハスニが暗殺される事件も起こり、多くの歌手が国外、とくにフランスに活動の中心を移しますが、ハレドも1990年代からはフランスに定住しております。



「Didi」は、90年代ポップ・ライ最大のヒット曲で、アラブ・マグレブ地域のみならず、世界的ヒットを記録しました。

2010年のサッカー・ワールドカップ開会式でも、コレ、歌っておりました。

それにしても、コブシ効かしまくりの圧倒的歌唱力、聴けば聴くほど唸らされます。

この人、歌っている時の笑顔も、凄く良いんですよ。

ちなみに、この曲、プロデュースは、WAS(NOT WAS)の、ドン・ウォズ(Don Was)だったんですよね。


   
        KHALED - IDIR「El Harba ouine」


1988年10月の大暴動の時、若者達の間で、ハレドのこの曲が歌われたらしいです。

このビデオの中で、ハレドと一緒に歌っているのは、ベルベル人の歌手、イディール。
by yabushun | 2013-01-23 09:41 | MUSIC | Comments(0)
コーヒー・セット
美味しいコーヒーをどうやって淹れるか、ここ最近、ずっと研究しておりました。

しかし、凝れば凝るほど、何故かコーヒーが不味くなっていき、悶々とした日々を送っていました。

何度やっても納得がいかず、途方に暮れ、しだいにスサんでいく自分がわかりました。

活路を見出すため、禅寺に座禅を組みにもいきました。(ウソです。)

そして、試行錯誤の末、ようやく完成したのが、このセット。
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         ポット タカヒロ(0.9L)
         温度計 TANITA(料理用)
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       ドリッパー KONO式(1〜2杯用)
       サーバー iwaki 耐熱計量カップ(大)


決定打は、お湯の吐出量の微妙なコントロールが出来る、タカヒロのポットでした。

このポットの存在、ブルックスブラザーズのTさんに教えて頂きました。

ヤカンでお湯を沸かし、ポットに移すと、ある程度、お湯の温度は下がってくれるのですが、中深煎りと深煎りは低め、中煎りは高めと、厳密に温度を管理するため、温度計もぶら下げております。

・・・と言うのは建前で、この方が、カッチョ良いでしょ?(笑)



目覚めの一杯に、ちょっと一息の一杯に、そして就寝前の一杯に(笑)、美味しいコーヒー、自分で淹れるコトが出来たら、なかなか気分、良いもんですよ。
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   ミルはザッセンハウス、マグは有田焼染付(山口洋一)
by yabushun | 2013-01-19 05:49 | COFFEE | Comments(0)
杉本博司
先日、WOWOW観ていたら、安藤忠雄が出ていたので、チャンネルを変えようと思ったら(笑)、彼に関する番組ではなく、杉本博司に密着取材を行った、「はじまりの記憶」というタイトルのドキュメンタリー番組でした。

そのまま見入ってしまいました。

安藤忠雄は、今はそんなに興味ないのですが(笑)、昔は「住吉の長屋」に衝撃を受け、彼の初期の作品が散在する神戸の北野町界隈を、カメラ片手に建物探訪して回ったコトもありました。
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            住吉の長屋

今でこそ北野町は、お洒落な感じになってますが、私が中学生の頃はラブホテルも結構あって、独特な「暗さ」がありました。

まぁ~、コレはコレで、良さもあったのですが(笑)、異人館ブームが到来し、北野町の観光化がすすむ中、街全体の雰囲気を変える中核的役割を担ったのが、若き安藤忠雄が設計を手掛けた建築物の数々だったのは、間違いないでしょうね。



話を戻しますと、杉本博司、写真界では以前から、その名は知られていましたがが、近年、創作の幅は飛躍的に広がっているようです。

告白しますと、私、「芸術」については、良くわからんのですが、何か、こう、ビビっと来ましたね。(笑)
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            劇場シリーズ
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           ジオラマ・シリーズ
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           恐怖の館シリーズ
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           肖像写真シリーズ
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            放電場シリーズ
by yabushun | 2013-01-17 06:41 | Comments(0)
Bill "Bojangles" Robinson
フレッド・アステアの「有頂天時代(Swing Time)」(1936年)の中で、「ボージャングルズ・オブ・ハーレム (Bojangles of Harlem)」という、アステアが顔を黒く塗った姿でタップを踏む、有名なシークエンスがあります。
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「ボージャングルズ」とは、1920年代にヴォードヴィル界でトップの地位を確立していた、伝説的な黒人タップ・ダンサー、ビル・ロビンソンのこと。

このシークエンス、一見、ミンストレル・ショーのパロディーようでもありながら、アステアが、ビル・ロビンソンに敬意を表したものなのです。

アステアは、姉のアデールと組んでヴォードヴィル・ショーに出演していた10代の頃、巡業先でビル・ロビンソンと出会い、その個性に魅了されたといいます。
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真打登場であります。

ビル・「ボージャングル」・ロビンソン(Bill "Bojangles" Robinson)は、1920年代はヴォードビル・ショーで、1930年代は映画で人気を博した、タップ・ダンスの神様。

本名は「ルーサー」で、「ビル」は、弟の名前から盗ったものらしいです。

あだ名になっている「Bojangles」という言葉は、「jangler」=「喧嘩好きな人」から由来しているようで、「大騒ぎ」みたいな意味なのでしょう。

彼は、当時のアメリカ社会においては希有な存在で、白人にも人気があり、ハーレムの名誉市長や、メジャーリーグ「New York Giants」のマスコットにもなったぐらいでした。

ちなみに、アメリカでは1989年に、5月25日(ビル・ロビンソンの誕生日)が、「National Tap Dance Day」と制定されております。


    「小連隊長(The Little Colonel)」(1935年)

お得意の階段芸。

ジャグバンドの代表的楽器であるカズーみたいな音を唇から出しながら、まるで階段が鍵盤に見えるような、音楽性溢れるタップを披露しています。

これが、シャーリー・テンプルとの、最初の共演作。

ビル・ロビンソンは1878年生まれですので、この映画公開時は57歳。

1928年生まれのシャーリー・テンプルは、何と7歳!


  「テムプルの愛国者(The Littlest Rebel)」(1935年)

リンカーン大統領に直訴するため、二人で踊り、旅費を稼ぐシーンですね。

シャーリー・テンプル、凄いです。(笑)
by yabushun | 2013-01-15 07:52 | CINEMA&DRAMA | Comments(0)
検索キーワード
このエキサイトブログには、ブログの「アクセス数」「訪問者数」などが集計され、管理人が見ることが出来る、レポート機能というものがあります。

レポート機能は他に、「記事別アクセス」「リンク元URL」も集計され、それぞれ、デイリーレポート、月間レポート集計が出て来ます。

ちなみに、これらの情報、ブログ書く時の参考に、全くしておりません。(笑)



上記のレポート機能には、もう一つ、「検索キーワード」というのもありまして、多分、何という検索キーワードで、このブログに辿り着いたか、というコトが集計されて出て来ているんだと思います。

違いますかね?

で、常に、断トツで多いキーワードが、「ブルックスブラザーズ」つづいて「kenaoki」「ツイードマス」という感じです。

「yabushun」は、それほど多くなくて、軽く傷ついております。(笑)
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意外に多いのが、オーディオに関する言葉。

でも、私のブログに、「モノラル再生の音響理論」なんて検索されたマニアックな方が来られても、困りますよね。(苦笑)

ある水準の装置を揃えられ、音場的奥行き感、実在感、深み等を追求し出すと、ステレオフォニック再生に対して疑問が生じて来るようなのですが・・・

ハッキリ申しまして、ご期待には応えられません。(笑)



笑ったのは「外人女」(笑)

もうちょっと、品の良い言葉で検索かける方に、訪問してもらいたいもんです。

一体、このブログに、何を期待されていたのでしょうか?(笑)



「ウルフモヒカン」なんて言葉もありました。

恐らく、検索したら、「ステッペン・ウルフ」と「タクシー・ドライバーのモヒカン」が合体して、ここがヒットしたんでしょうね。(笑)

勿論、「ブルックスブラザーズ」のスーツを着るのに、「ウルフモヒカン」していても問題ないか、念のためチェックされた方がいた可能性、それは否定しません。
by yabushun | 2013-01-13 04:31 | Comments(0)
Bill Bailey

   Bill Bailey - The Apollo Theatre - New York - 1955
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ムーンウォークで有名なタップ・ダンサー、ビル・ベイリー。

舞台袖に消えていく際に見せる、ステップに注目を!

オール黒人キャストのミュージカル映画「キャビン・イン・ザ・スカイ(Cabin In The Sky)」(1943年)でも、このムーンウォークを披露していました。
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私、顔の表情と、上半身の動きだけなら、真似出来ると思います。(笑)

誰に見せるワケでもありませんが、こういう練習を、人に見られない所でやっております。(笑)

そんなわけで、本年も、よろしくお願い致します。
by yabushun | 2013-01-07 02:28 | MUSIC | Comments(0)