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My One And Only Love
   
  Art Tatum & Ben Webster「My One And Only Love」


アート・テイタム(p)
ベン・ウェブスター(ts)
レッド・カレンダー(b)
ビル・ダグラス(ds)

1956年9月 L.A.録音


シナトラが唄って大ヒットした、この「My One And Only Love」は、1953年、ロバート・メリンとガイ・ウッドによる共作。

今では、ジャズ・スタンダードで、ラブ・バラードの定番となっております。

そして、この曲の決定版は、コレ。コレですな。(笑)

マイルス・デイヴィスが、「天才と呼べるのはアート・テイタムだけだ」と言った、盲目の超絶技巧ピアニスト。

そのアート・テイタムの、遺作となったアルバムより。

ベン・ウェブスターのテナーの、息漏れ音も堪りません。
by yabushun | 2012-10-27 13:23 | MUSIC | Comments(12)
アームストロング ツール7連覇剥奪(2)
さて、今回のランス・アームストロングのドーピング・スキャンダル、タイトル剥奪に関して、この期に及んでアームストロングの潔白を信じている人はいないと思うが(笑)、未だに彼に同情的な人はいるようだ。

アームストロングの活躍は、多くの人の心に残り、ガン患者など、多くの人々がその活躍に励まされた事実は変わらないし、記録は抹消されようとも、人々の記憶からは抹消することが出来ないだろう・・・といった具合に。

しかし私は、そんな少年少女合唱団のような「純真さ」に、薄ら寒さをおぼえる。



今回の一連の流れに至る発端は、U.S.Postal の選手であったフロイド・ランディス(2006年ツール総合優勝剥奪)が、チームに所属していた期間、自分とランス・アームストロングがドーピングしていたと告白したことだった。

ランディスの証言内容を読みもしないで、眉唾と片付ける人がいるが、私は基本的に真実だと思ったし、あらためてアームストロングのいびつさ知り、気分が悪くなった。
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          フロイド・ランディス

もし、ランディスの証言が事実であるなら、U.S.Postal(アメリカ合衆国郵便公社)は政府機関のため、不正行為に税金が利用された事となり、それは見過ごせないと、まずFDA(連邦食品医薬局)が調査を開始したわけである。



アームストロングへ包囲網が縮まるにつれ、彼個人が私腹を肥やしてきた事実も、明るみに出て来た。

例えば、チャリティ・イベントでの寄付のピンハネ(ランス・ジーンズへの振込)も、その一つである。

また、アームストロングのタイトル剥奪と永久追放処分認定したUCI(国際自転車競技連合)や、スポンサー企業だったナイキも、アームストロング等と共謀して、ドーピング隠蔽工作を行っていたのではないかと取り沙汰されている。

最終的には、組織的ドーピング・スキャンダルというの枠には収まらず、人々の善意にもつけ込んだ、アームストロングとその周辺の、錬金術の全貌が明らかにされることを期待する人もいるようだが、私は、アームストロングの切り捨てで幕引きされると思う。

いずれにせよ、チーム監督のヨハン・ブリュイネールやアームストロング等が見据えていたことは、スポーツ競技の先にあった、どでかいビジネスだったのは確かなようだ。



以上の文脈を踏まえた上で、今一度、「ランス名言集」などを読みながら(笑)、今回のドーピング・スキャンダルを捉え返してみると、ランス・アームストロングという男の不敵さ、度し難さが見えて来る。

ツールに初勝利する前の1996年、ガンと診断され入院した時、医者にドーピングをしていたと認めた話すらあるのである。
by yabushun | 2012-10-25 23:26 | BICYCLE | Comments(0)
アームストロング ツール7連覇剥奪 (1)
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          ランス・アームストロング

10月22日、UCI(国際自転車競技連合)が記者会見を開き、USADA(アメリカアンチドーピング機構)がランス・アームストロングに対して下したタイトル剥奪と永久追放処分を認めると発表した。

これにより、1998年8月1日以降のアームストロングの成績は、全て抹消。

1999年から2005年までの7年連続ツール総合優勝と、2009年総合3位のタイトルが剥奪される。

ツール主催者ASOは、1999年から2005年のツールに関して、総合2位の選手の繰り上げ優勝は認めず、優勝者不在とする見解を示している。



今年6月29日、USADA(アメリカアンチドーピング機構)が、ランス・アームストロングをドーピング違反容疑で正式に告発した。

アームストロングを中心としたU.S.Postal チームのドーピング疑惑は、率直に言わせてもらえば、昔から色々あった。

近年では、元チームメイトのフロイド・ランディスやタイラー・ハミルトン(いずれもドーピング違反確定者)らにより、アームストロングに不利な証言が続いていたが、今年2月にFDA(連邦食品医薬局)が「証拠とするには不十分」として、捜査の打ち切りを宣言、収束した・・・はずだった。

しかし、法廷闘争は再燃した。

USADAは、2009年と2010年のアームストロングの血液サンプルを収集した結果、「エリスロポエチン(EPO)か輸血による血液ドーピングを疑うに足る分析結果が得られた」として、訴えを起こしたのだ。

ちなみに、ツール7連覇中を含め、アームストロングのサンプルから、禁止薬物陽性反応が認められたことは、一度もない。

何で今更?と思ったが、すぐに、これは深刻な展開になりそうだな、と直感した。



アームストロングはUSADAの告発に反発し、米連邦地裁に告発取り下げを申し立てたが、7月9日棄却される。

7月10日には、USADAは、アームストロングの元チーム関係者3人に対して、自転車ロードレース競技からの永久追放処分を下した。

そして、アームストロングは、棄却された判決への異議申立の期限直前の、8月23日、意義を申し立るのをやめると発表。

声明の中で彼は、USADAによる調査は「違法な魔女狩りだ」と批判し、無実を主張して争う代わりに「この馬鹿げた騒動から手を引く」と述べた。



大いなる疑問は、これまで一貫して無実を主張し続けてきたアームストロングが、何故、戦いを諦めたのか?である。

それは、彼が最も信頼を置くチームメイトだったジョージ・ヒンカピーが、USADAによる聴取でアームストロングの薬物使用を証言する=敵に回る、との見方が強まったからだった、と推測する者もいた。

ヒンカピーは、アームストロングのツール7連覇を支えた立役者的存在であり、自転車業界の誰もが信頼する誠実な人物でもあった。

そして噂通り、ヒンカピーは、10月10日、自身の過去のドーピング使用を告白した。

彼は声明で、「自転車ロードレースを愛し、競技に貢献してきた自負、そして競技から得たものの大きさを考えると、選手生活のある時期に禁止薬物を使ったことを認めるのはとても心苦しい」と述べた。

さらに「自分がプロになった初めの頃は選手の間に薬物使用が蔓延していた時期で、薬物なしで高いレベルで競い合うことは不可能だった」とも明かした。
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        ヒンカピーとアームストロング

ツール最多出場記録を更新して、今季現役を引退したヒンカピーは、ケジメをつけたかったのかも知れない。



今回のUCIによる処分認定を受け、ナイキ社、トレック社、アンハイザーブッシュ社、ジロ社に続いて、オークリー社もアームストロングのスポンサー契約を解除すると発表している。

オークリー社はアームストロングを、25年間も応援して来た企業だった。

まさに、終焉の時を象徴しているように思えた。
by yabushun | 2012-10-24 17:42 | BICYCLE | Comments(0)
ワークブーツ その2
南北戦争以前からの歴史を持つと言われ、今も尚、熟練工の手で縫い合わされて作られている WHITE'S BOOTS です。

ワークブーツは場所とってかなわんと言いながら、コソッと注文しておりまして(笑)、数ヶ月かかって送られて来ました。
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SEMI DRESS モデル。

肉厚なカウハイドをオイルと染料で仕上げた、ホーウィン社のクロムエクセルレザーをチョイスしました。

カラーNO.8(ダーク・バーガンディ)。

カウハイドとは、生後2年を経過したメスの牛の皮を指し、皮の厚さは雄牛ほどなく、適度な柔らかさを持っていて、丈夫なのが特徴。

コバ部分はお馴染みの、ダブルステッチ仕上げ。

構造は原始的なステッチダウン製法で、今、本格的ワークブーツでこれやってるのは、WHITE'S と WESCO だけなのかな?
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ミッドソールは、年齢を考慮して(笑)、5mmのシングル。

ハト目はカッパー(銅)で、オールホール仕様。
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土踏まず部分の皮積み(アーチイーズ)によって、着用時のフィット感が得られるようになっています。

エエ(良い)でしょ?(笑)

レザーシャンクとビブラムソールを固定する以外は、ビスが一切使用されていないのも、特徴の一つらしいです。



さて、このワークブーツを履く時のコーディネートですが・・・

そうですね。

アメリカ単身赴任から、ちょっとバタ臭くなって帰って来た、製材所中間管理職のオッサン、ってコンセプトは如何でしょうか?

ん〜、捻りが足らんなぁ〜。
by yabushun | 2012-10-22 19:33 | SHOES | Comments(0)
ジェームズ・キャグニー
よくステレオの真ん中に、TVを置いている人、いますよね。

私もオーディオが趣味の一つみたいなものなんですが、そういうレイアウト、実は死ぬほど嫌いなんです。

何が悲しくて、そんなコトせなアカンのやと。(笑)



ホームシアター用AVサラウンドって言うんですかね。

AVって、アダルト・ビデオの略じゃないですよ。(笑)

ある程度世の中で普及して来たので、試しにオーディオ装置と別に、簡単なもの作ったコトもあったのですが、プレゼンス=実在感を追求する装置でないコトを再確認して終わりました。



ですから、私の部屋におけるTVの扱われ方は、若干虐げられた所がありまして、とばっちりを受けて、ビデオテープ類もその辺に無造作に積み上げられた状態でした。

しかし、虐げられれば、「反乱」が起こるのです。(笑)

そう言う訳で、融和政策の一環として、ビデオ・ラックを二つ新調致しました。
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「ゴッドファーザー」「ザ・ソプラノズ」周辺に並べられるDVDの一部。

右側上より

 「民衆の敵(The Public Enemy)」1931年

 「暗黒街の顔役(Scarface)」1932年

中央上より

 「汚れた顔の天使(Angels With Dirty Face)」1938年

 「白熱(White Heat)」1949年

左端は「白熱」日本公開時のパンフレット



あれ?「犯罪王リコ」(1931年)が見当たらない。ま、いいか。

どうも、「犯罪者」ものが好きなようですね。(笑)

「暗黒街の顔役」以外は、3本ともジェームズ・キャグニー主演の映画です。
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            James Cagney


ジェームズ・キャグニーは、淀川長治氏が最も憧れて好きだった俳優だったって、ご存知でしょうか?

「汚れた顔の天使ージェームズ・キャグニー自伝」の帯には、淀川長治氏による、こんな推薦文が書かれていました。


『キャグニィは私のベスト・ワン俳優
 ジェームズ・キャグニィは実にいい。私はキャグニィにアメリカ を嗅ぐ。チューインガムとコーラとイースト・サイドの舗道の  ローラ・スケート。
 彼のアイリッシュを思わせるあの顔、あの顔がハンチングをか  ぶって両手をポケットにつっこんでいるだけで1910年代のアメリ カになっちまうのだ。』
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           再び James Cagney


TVドラマ「ザ・ソプラノズ」の中で、馬鹿息子のアンソニーがTVで、キャグニー主演の「民衆の敵」を観ている時、父親のトニー・ソプラノが、「こりゃ名画だぜ。しっかり観とけ」みたいな声をかけるシーンがありました。

マフィアが息子に、無惨な姿で死んでいくギャングの映画、推薦してるワケです。(笑)

それ以前にも、母親の葬式が終わった夜、トニーが「民衆の敵」を観ながら涙するシーンがありました。

私は「ザ・ソプラノズ」こそ、破滅へと向かっていく「犯罪者」を主人公にした、トーキー初期の名作「民衆の敵」の、拡大再生産版だと思っておりましたので、製作総指揮のデビッド・チェースによるこれらの演出、非常に印象に残っております。



まぁ〜そう言う訳で、新たにビデオラックに収められる、「民衆の敵」を中心とした「犯罪者」もののコーナー、私にとって非常に重要なんです。(笑)
by yabushun | 2012-10-22 06:30 | CINEMA&DRAMA | Comments(9)
ワークブーツ その1
場所とってかなわんのですが、実は、ワークブーツを10足以上持っています。

普段、スニーカーの類いは、全く履きません。

基本的にスニーカーは、スポーツウェア以外、似合わないと思っているからです。

「そうかな?ジーンズに良く似合うと思うよ」と呟くアナタ。

そりゃ錯覚です。(笑)
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CHIPPEWAの#25061

昔、アメ横の登山屋で購入。

何故、登山屋なのか?

それは、私が、似非(えせ)アウトドア青年だったから、であります。(笑)

たまにいるでしょ?

部屋の中にいるにもかかわらず、マルキルの水筒で水飲んだり、コールマンのストーブでインスタント・ラーメン作るヤツ。

それ、私、あるね。(笑)
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履かなくなって久しかったのですが、また、たまには履いてやろうと思い、ソール交換。

ソールは、Vibram#430。

ミッドソールは、年齢を考慮して(笑)、5mmのシングル。

ちょっとは、今風になりましたかね?(笑)
by yabushun | 2012-10-06 03:46 | SHOES | Comments(0)