ブログトップ
You ain't heard nothin' yet!
yabushun.exblog.jp
カテゴリ:LUGGAGE( 4 )
ナンタケット・バスケット
今回は女性読者を意識したネタです。(笑)

「ナンタケット・バスケット(Nantucket basket)」って、ご存じでしょうか?

あの「PREPPY HANDBOOK」にも出てましたね。
c0214126_0191780.jpg
c0214126_0193086.jpg
c0214126_0192475.jpg
3番の「ライトシップ・バスケット(Lightship basket)」がそれで、アメリカの東海岸、ケープコッド沖にあるリゾート地、ナンタケット島の伝統的籐籠のことです。

もともと捕鯨で栄えた島で、燈台やその代わりを果たす船(ライトシップ)が、島のあちこちに配されています。

その燈台守が仕事の合間に作り出したのが「ナンタケット・バスケット」で、「ライトシップ・バスケット」という名もそこから来ています。

アメリカでは、大統領就任式などフォーマルシーンでも使用が認められるバスケットのようで、かつて、ブルックスブラザーズでも取り扱っていたんですよね。
c0214126_0213411.jpg
c0214126_0214764.jpg
残念ながら私は持っていませんが、目ん玉飛び出て、ケツから煙がでる値段だったと思います。

・・・ちょびっと、大袈裟に言ってみました。(笑)
by yabushun | 2012-05-26 00:40 | LUGGAGE | Comments(0)
Two-Suiter
c0214126_020564.jpg
c0214126_0202139.jpg
     ブルックスブラザーズ 1980年のカタログより
c0214126_020367.jpg
c0214126_0204872.jpg
     ブルックスブラザーズ 1982年のカタログより


どうです。この鞄。渋いでしょ?

模様のカタチは金羊ですが、私には、まるで曼荼羅模様が並んでいるかのように見え、後光がさしております。(笑)

これは「Two-Suiter」と名の付いたスーツケースで、日本には1981年から、2~3年間だけ入荷したらしいです。

ちなみに、製造は何と日本製で、逆輸入品だったようですよ。
c0214126_0244786.jpg
c0214126_025088.jpg
c0214126_0263357.jpg
使えんコトもないのですが、要所要所が硬化しています。

まぁ〜、オブジェみたいなもんです。(笑)

ブルックスブラザーズ愛好家であるオッサンを威嚇するのには、充分使えますかね・・・

えっ?自分で自分を威嚇するという複雑な絵図になる?(笑)
by yabushun | 2012-03-30 01:56 | LUGGAGE | Comments(0)
ガーメント・バッグ
ある本を読んでいたら、こう書いてありました。

「スーツ・ケースにはスーツを入れない。これがトラベル・パッキング術の極意」

むむっ、そうだったのか。知らんかった・・・

じゃぁ〜スーツ類は何に入れるのかと言えば、「ガーメント・バッグ」と書いてありました。

成る程。「ガーメント(Garment)」は「衣類」という意味ですからね。そのものズバリなわけですね。

仕事上の旅、出張などには必需品と言えるガーメント・バッグ。
私は持っていなかったのでした。

今まで必要なかったんですよ。(笑)

そんなわけで、今回必要に迫られていろいろ調べたついでに、ブルックスブラザーズのガーメント・バッグを、過去のカタログから幾つか拾い出してみました。
c0214126_3273987.jpg
1977年のカタログより。一番奥のものがガーメント・バッグ。

シンプルな作りながら、肩からひょいとぶら下げて歩いたら様になる気がします。

それにしてもゴールデン・フリース柄の商品群、渋いと言うか派手と言うか、良いですねぇ〜。(笑)
c0214126_328713.jpg
1980年のカタログより。左側の方です。

厚みがあるので2着分は楽に入るタイプのようです。
c0214126_3283264.jpg
1986年のカタログより。

ちょっと安っぽいなぁ〜と思ったのでしたが、当時の価格で¥43,000でした。ひょえ〜。(笑)
c0214126_3285089.jpg
1990〜1991年のカタログより。
c0214126_3291943.jpg
広げるとこんな感じ。

1993年で¥99,000ですから、ええお値段だったんですね。
c0214126_3294938.jpg
1991年のカタログより。奥から二番目。

ツイードのジャケット着た時に似合いそうですね。

うん〜、でもこれだったら、自分は他のメーカーのもの買うかな?(笑)
by yabushun | 2011-11-17 22:45 | LUGGAGE | Comments(0)
Swaine Adeney Brigg
       
  まずはこれを聴いていただきましょうか。話はそれからです。
c0214126_1947095.jpg
       映画「ロシアより愛をこめて」より
c0214126_19474488.jpg
そうです。

この黒のアタッシェケースが「007」ジェームズ・ボンド愛用のモデル。

言わずと知れた、スウェイン・アドニー・ブリッグ社製。
c0214126_1256166.jpg
現在、3つのロイヤルワラントを取得し、英国産ブライドルレザー製品のブランドとして知られるスウェイン・アドニー・ブリッグ(Swaine Adeney Brigg)社は、1750年、ジョン・ロスによりロンドンのピカデリーで創業されたのがその始まりです。

1780年、ジョージ三世の馬用の鞭メーカーとして王室御用達になり、1798年、ジェームズ・スウェインにより事業が継承され20世紀に至りますが、1943年の第二次世界大戦中、傘作りで知られていたトーマス・ブリッグ・アンド・サン社を買収し、社名が「スウェイン・アドニー」から「スウェイン・アドニー・ブリッグ」となります。

これは政府の行政指導によるものと、何かで読んだ記憶があります。

そのトーマス・ブリッグ・アンド・サン社は、1836年にセント・ジェームズ・ストリートで創業し、傘、ステッキ、狩猟用の鞭などを製造していて、1893年には最初の英国王室御用達の傘メーカーになるなど、一定の名声を得ていましたが、大戦中に仏が占領され、パリのショップを失なったため経営困難となり、スウェイン・アドニー社に吸収合併されることとなったわけです。

ケンブリッジ州の自社工場で、260年前から変わらぬ手法でつくられるブライドルレザーの質感は、本当に素晴らしいです。

ちなみに、007仕様の仕込みは、市販品にはありません。

必要と思われるなら、自己責任のもと、各自工夫をしてみて下さい。(笑)


c0214126_19503390.jpg
       Brooks Brothers Peal & Co.の鞄


ブルックスブラザーズによる外注品のなかで、文句なく高品質なのがイギリス製の鞄です。

一番下のトランクとエンベロップ・ケースは、非常にお世話になった方から頂戴したもの。

エンベロップ・ケース以外は全てブライドルレザーで、Swaine Adeney Brigg製です。
c0214126_19512145.jpg
一番下のトランクはかなり古いもので、Peal & Co.のネームはありません。
c0214126_1952225.jpg
       下から二番目のアタッシェ・ケース
c0214126_19523066.jpg
          エンベロップ・ケース
c0214126_19524795.jpg
        トップフレーム・ブリーフケース



<追 記>

1918年ケンブリッジで創業し、旅行鞄でエリザベス2世よりロイヤルワラントを取得したパップワース(PAPWORTH)社も、1997年にスウェイン・アドニー・ブリッグ社の傘下となっています。
c0214126_2383989.jpg
現在、スウェイン・アドニーの鞄もパップワースの鞄も、同じ工場で作られているようです。
by yabushun | 2011-10-28 21:19 | LUGGAGE | Comments(14)