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カテゴリ:MUSIC( 107 )
追悼 オーネット・コールマン

Ornette Coleman「Lonely Woman」1959年

Ornette Coleman – alto saxophone
Don Cherry – cornet
Charlie Haden – bass
Billy Higgins – drums



ブラック・ミュージックとしてジャズを聴いて来た私にとって、マイルス・デイヴィスやコルトレーンより超重要な人物が、オーネット・コールマンでした。

かつて、フィル・ガーランドは「ソウルの秘密」(1973年/音楽之友社/三橋一夫訳)の中で、アースキン・ホーキンズ楽団の「After Hours」は「ニグロ国歌」だった、と表現していました。

この比喩を借りるならば、ジャズ史上の画期となった「Lonely Woman」も、裏「ニグロ国歌」として、有志達に継承されていった、と言えるのではないでしょうか。
by yabushun | 2015-06-14 20:40 | MUSIC | Comments(0)
Marc Anthony

Marc Anthony「Vivir Mi Vida」2013年



「恋の呪文はスキトキメキトキス」 が何故好きだったかと言えば、どう聴いても、ラテン音楽っぽかったからだと思います。(笑)

では、ラテン音楽って、どんな音楽でしょうか?

まず、サルサを取り上げてみましょう。

これ、数年前のヒット曲ですが、そんなの関係ねぇ。そんなの関係ねぇ。

ちなみに、YouTube の再生回数をチェックしてみて下さい。(笑)

昔は、NY在住のプエルトリカンによる疑似キューバ・サウンドのことをサルサと言いましたが、今はもっと広義な意味で使われていますね。



マーク・アンソニーは、ジェニファー・ロペスの元旦那です。

男前の上に、歌も上手いと来るから、始末に困るヤツです。(笑)

このビデオクリップ、構成も好きだからというのもありますが、マーク・アンソニーの手の動きをコピーしようと、何度も観ました。

一体、何を目指そうしているのでしょうね、私。(苦笑)
by yabushun | 2015-05-22 14:51 | MUSIC | Comments(0)
恋の呪文はスキトキメキトキス

「恋の呪文はスキトキメキトキス」

歌/伊藤さやか 作詞/康珍化 作曲・編曲/小林泉美



これが、TVアニメ「さすがの猿飛」(1982年10月〜1984年3月放映)の主題歌だったことすら知らなかったのですが、昔から良い曲だと思っておりました。

もし私が音楽プロデューサーだったら、是非この名作のカバー曲をやってみたいです。

そして、世に問うてみたいです。(笑)

そうですね。イメージは、ジューシィ・フルーツをもっとエッチにした感じにして・・・。

感覚、ズレてますかね?(笑)
by yabushun | 2015-05-22 13:48 | MUSIC | Comments(4)
Frankie Valli

Frankie Valli「Grease」 (1978年)



新年は、この曲からだ!(笑)

ジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン=ジョンが主演だった映画「グリース」(1978年)の主題歌。

作曲はビージーズのバリー・ギブ。

歌ってるのは、ご存知、フランキー・ヴァリ。

1960年代に爆発的人気を誇った、フォー・シーズンズのリード・ヴォーカルだったお方であります。

私は、彼の、頭の天辺から出してると思われる声が好きで、「Walk Like a Man」なんか聴くと、今でもシビれます。



しかし、甲高い声を出しながら、この学園を設定した映像に出てる彼の雰囲気は、何処となく、その筋の人っぽい。(笑)

この違和感が、いいっすネ。(笑)

そう言えば、フランキー・ヴァリ、TVドラマ「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」では、リトル・カーマイン派のNYマフィア幹部、ラスティ・ミリオ役で出演していましたね。

その時は、何の違和感もありませんでしたが。(笑)
by yabushun | 2015-01-21 05:36 | MUSIC | Comments(0)
新良幸人

新良幸人「ファムレウタ」

作詞/新良幸人 作曲/上地正昭


新良幸人(あらゆきと)は、沖縄県石垣市白保出身。

八重山古典民謡を、民謡家であった父親に11歳から師事し、17歳の時には最年少で八重山古典コンクール最高賞を受賞した経歴を持つ、バンド「パーシャクラブ」のメイン・ボーカルでもあります。

「ファムレウタ」というタイトルは、八重山方言で、「子守唄」の意。

新良自身によるこの歌詞は、沖縄語と八重山口を混合しているようで、古い琉歌をベースにして作り変えた部分もあるようです。

作曲した上地正昭もパーシャクラブのメンバーで、元「りんけんバンド」のベーシスト。

元々この曲は、パーシャクラブで演奏されていたもので、そちらのヴァージョンは、1995年に「筑紫哲也 NEWS 23」のエンディング・テーマとして起用されてました。

聴く度に、心に滲みて来る音楽です。
by yabushun | 2014-12-26 18:05 | MUSIC | Comments(0)
As Time Goes By
映画「カサブランカ」(1942年)より。



イルザ(イングリッド・バーグマン)がリック(ハンフリー・ボガート)の店を訪れた時、ピアニストのサム(ドゥーリー・ウィルソン)に「As Time Goes By」をリクエストします。

サムは「そんな曲忘れてしまいました。メロディーも浮かびません」と、若干ビビりぎみにトボけます。

しかし、「想い出して。こんな曲よ」と、イルザが歌い出し、仕方なく歌うはめに。

ギャンブル・ルームの扉が開き、リックがこの曲を聴くと、ムッとして、急ぎ足でピアノの方に行き、「サム、この曲はもう弾くなと言っただろう・・・」

次の瞬間、彼は、イルザを見て言葉に詰まり、サムは演奏を中断。

そして、見つめ合うリックとイルザ。

リック、ショックを隠せな〜い。(笑)

サムは、さっさとピアノを片付けはじめます。



リックとイルザの、劇的な再会のシーンであります。 
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「As Time Goes By 」は、元々は、1931年のブロードウェイ・ミュージカル「Everybody's Welcome」のために、ハーマン・ハプフェルド(Herman Hupfeld)が提供した曲でした。

この歌は、初演前から、ルディ・ヴァリー(Rudy Vallée)が、ラジオ、レコード(1931年録音)で紹介し、そこそこのヒットとなります。

しかし、曲が本当に有名になったは、「カサブランカ」に使われてからです。

裏話になりますが、音楽監督のマックス・スタイナー(Max Steiner)は、この「As Time Goes By 」が気に入らず、別の曲での撮り直しをプロデューサーに直訴しております。

しかし、イングリッド・バーグマンが、次回作の「誰が為に鐘は鳴る」の撮影に入っており、髪を短くカットしていたので、撮り直しは実現しませんでした。

映画が公開されると、この歌の人気は一気に高まるのですが、当時アメリカ・ミュージシャン連盟が一切の録音を禁止するレコーディング・ストライキに入っていたので、RCAビクターは、ルディ・ヴァリーの昔のレコードを再販することに。

そして、これがミリオンセラーとなります。


Rudy Vallée「As Time Goes By」


良く知ってる「You must remember this~♪」の、その前の部分の歌詞が聴けます。

アインシュタインさんの理論なんてウンザリ、と科学の進歩を攻撃していますね。(笑)

この歌は、どんなに時が変わろうとも、愛は変わらないもの、「愛は勝つ」と、まるでKANの歌みたいな歌詞なんですよね。
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ルディ・ヴァリーは、1920年代後半から30年代にかけて、バンド・リーダーとして、歌とサックスで活躍した美男子アーティスト。

声量が不足していた彼は、それを補うため、メガフォンを口に当てて歌うというスタイルで一世を風靡しました。



ボーカル・スタイルを表した言葉に、クルーナー(croone)という言葉があります。

囁くような優しい歌い方のことを言うのですが、元はある種の蔑称であったようです。

そもそも歌手というと、声量があることが条件の一つでした。

しかし、この時代、マイクロフォンという拡声器が発明、普及したことにより、ボーカル・スタイルに一つの革命が起こってくるわけです。

「都会的」とも言えるスマートに洗練されたこの歌唱法は、大衆の支持を得て、その後のポピュラー・ソングに大きな影響を与えていくこととなります。

ルディ・ヴァリーは、「クルーナー」と呼ばれた最初のスター歌手だったのです。



しかし、彼の歌い方は、初めから受け入れられたわけではありませんでした。

それは歌唱力の問題だけではなく、彼がポピュラー音楽史上、最初のポップ・アイドルだったことに起因していると思われます。

世界中が経済恐慌の渦に巻き込まれようとした時代、家は裕福で、イエール大卒のスポーツマンで、青い目した二枚目だった彼は、モテモテの存在だったようです。

こんなヤツ、男からしたら、普通は無視でしょ?(笑)

1950年代にエルヴィス・プレスリーが現れた時、多くのマスコミが「ルディ・ヴァリーの再来」と呼んだことからも、そのモテぶりは想像出来ると思います。



そんな彼の装いは、アイドル的なチャラさとは無縁で、なかなかのものでした。

ベスト・ドレッサーと呼ばれる人を参考にするより、こういう着こなし上手こそ、良い手本になると思うんですね。
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by yabushun | 2014-11-18 02:47 | MUSIC | Comments(4)
Mick Taylor

Mick Taylor「S. W. 5」1979年


発売と同時に購入した思い出のある、ミック・テイラーの初ソロ・アルバムより。
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当然、ご存知だと思いますが、ローリング・ストーンズの元ギタリストです。
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この違和感!まさに「掃き溜めに鶴」でありました。(笑)


もっと評価されても良いギタリストだと思うんですが・・・。

エリック・クラプトンと比較されることも多いらしいですが、成る程、なよっとしている所は共通してますね。

ただ、私はクラプトンの方は、嫌いです。

クラプトンのファンの方がいて、私が言ったことで気を悪くさせちゃったなら、御免なさい。
by yabushun | 2014-09-15 20:10 | MUSIC | Comments(0)
Milton Nascimento

Milton Nascimento「Tudo Que Voce Podia Ser」


1972年にリリースされた「Club da Esquina(クルビ・ダ・エスキーナ )」、訳すと「街角クラブ」より。


う〜ん、懐かしい曲だ。

若い頃(1980年代前半)、「Música Popular Brasileira」略して「MPB (エミ・ペー・ベー)」、つまり「ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック」のレコードを熱心に買って聴いていた時期があるのですが、そのキッカケになったのは、カエターノ・ヴェローゾと、この、ミルトン・ナシメントでありました。

エリス・レジーナは、私には都会的過ぎると言うか(笑)、何故か苦手でした。


ミルトン・ナシメントの名が世界的に知られる契機となったのは、1974年、ウェイン・ショーターの「Native Dancer」にゲスト参加したことだった思うのですが、私自身、初めて彼のアルバムを手にしたのは、輸入レコード店のジャズ・コーナーででした。
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哀愁を誘う幻想的な歌声と旋律。

独特の浮遊感。

雄大でありながら繊細でもあり、そして、何処か土の臭いもする音楽です。

ちなみに、この曲の歌詞は、ほろ苦いっす。


秀逸なアルバム・ジャケット。

右側の少年が、若い頃の私に似てます。(笑)
by yabushun | 2014-09-01 05:58 | MUSIC | Comments(0)
Rufus Thomas

Rufus Thomas「Breakdown」


映像は、ワッツスタックス・フェスティバルの模様を収めた、ブラック・ムービー「Wattstax」(1972年)から。

ルーサー・イングラムと並ぶ映画のハイライトは、この親爺、ルーファス・トーマスでしょう。

興奮した観客たちが、次々にフェンスを越えてフィールドに出て踊り出していますが、流石と言うか、カッチョ良い音楽は何かを知ってはりますね。

日本では、こうはいかない。

あのジェームス・ブラウンだって、1980年以前の日本では、評価ゼロに近い存在だったんですよ。

コレ本当。

「そういうお前、そもそも、ダンス出来るの?」

な〜んて思ってる、ユー。

ミーの踊り、キレキレざんすよ。

コレ嘘。(笑)
by yabushun | 2014-08-11 20:51 | MUSIC | Comments(0)
Cartola

Cartola「O Mundo é um Moinho」


ワールドカップ・ブラジル大会、そして「ミネイロンの悲劇」を踏まえ、この世界一美しい曲を選んでみました。

「人生は風車」。サンバ史上に燦然と輝く名作ですね。

一応説明しときますと、映像の左がカルトーラで、右がカルトーラのお父さんです。

元々、石大工だったカルトーラは、セメントが髪にこびりつかないよう帽子をかぶっていたことから、カルトーラ(シルクハット)というあだ名を、工事現場でつけられたと言います。

初めて自分名義のレコードを発表したのは、1974年、65歳になってから。

エスコーラ・ジ・サンバのマンゲイラ(Mangueira)の創立者の一人で、マンゲイラと命名し、またチームカラーを考えたことでも知られています。
by yabushun | 2014-07-25 04:19 | MUSIC | Comments(0)