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WE 18A オートトランス
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Western Electric 18Aオートトランスをゲ~ット!

何が嬉しいかって申しますと、これをWE 7Aオートトランスの代わりに使うコトにより、遂にWE TA-7257と同じ回路のネットワークを作れるようになったのです。



劇場用装置として沢山使われたと言えども、ネットワークはスピーカーやアンプより故障頻度が低く、そんなに生産されなかったように思われます。

したがって、WEのTA-7257ネットワークぐらい古物になると、現存するタマ数が圧倒的に少なくなり、あっても希少性故に、信じ難い価格になっていて手が出せませんでした。



TA-7257ネットワークは簡単な回路と少ないパーツで構成されていますが、色々なノウハウが詰まっています。

その最たるものが、7Aオートトランスを使ったLC共振回路で中域用555レシーバーの低域をカット(300Hz 6dB/oct)するというユニークな手法です。

例えば、オートトランスを使わずにコンデンサーで低域カットするとなると、直列に約40μF以上が入ることになってしまい、そりゃ~もう、ボケボケの音になるコト必至です。

加えて、質的なコトを考えると、使えるオートトランスだったら何処のでも良いと言う訳にも、これが参りません。(笑)

だから「トランスが肝だ。このトランスさえ入手出来れば何とかなるぜ」と、何年も探し続けていたのです。




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WE 41、42、43アンプ・システムで、アンプ終段とスピーカーの間に入り、ヴォリュウム・コントロールとインピーダンス変換を行っていたWE 200-Aパネル(一番上の「OUTPUT CONTROL PANEL」と表記された部分)
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200-Aパネルの裏側。ここでも左端に見える7Aオートトランスによってインピーダンス整合が行われていました。




TA-7257ネットワークに組み込まれている7Aトランスはパーマロイ・コア(容量7W)なのですが、入手した18Aは純鉄コア(容量40W)で、7Aよりワイドレンジと言われているものです。

共にWEを代表する銘トランスであるコトに変わりありません。

ヴィンテージ・オーディオ店での相場はペアで60万円ぐらいなのですが、この度格安で入手するコトが出来ました。

まぁ、人生、たまにはこういうコトもありますわ。(笑)

「安く入手出来たコトをやたら強調してるが、じゃあ、一体幾らしたの?」

と妻から質問されちゃいましたが、こういう時は聞こえなかったフリ、これが基本的姿勢です。(笑)



ちなみに、WEには19Aというオートトランスもあり、これは18Aの3倍もの大きさで、重量15kg/個、容量200Wという化け物らしいです。

私は写真ですら見たコトがありません。
by yabushun | 2015-12-25 07:19 | AUDIO | Comments(0)
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