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真の飛石
実は私、古建築や庭園が大好きでして、このブログでも「ARCHITECTURE」というカテゴリを設けてはいるのですが、話題が散漫化&線香臭くなると思い、あえて書いて来ませんでした。

しかし、いつか書くネタがなくなることを想定して、ちょっと布石を打っておこうと思います。(笑)
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   桂離宮 御輿寄(みこしよせ)前庭の敷石と突止め石


画像は、「桂御別業記(かつらおんべつぎょうき)」に
「前に名高き遠州好みの真の飛石あり」
と記された、有名な「真の飛石」と呼ばれている飛石です。

「遠州好み」の「遠州」とは、小堀遠州のことですが、「真の飛石」と聞いて、ちょっと待ったらんかい!と思われた方、いますでしょうか?

「真の飛石」の「真」とは、「真・行・草」の「真」の意味で、そもそも「飛石」自体が「草」体であることを考えれば、それの「真」体って何やねん?ってことになるのです。

ちなみに、「真・行・草」とは、書道の「楷書(真に相当)・行書・草書」という三種の筆法からきたもので、本来の形(真)から、それを少し崩した行書、そして最も字形を崩した草書、という意味の三段階分類のことです。

そうそう、「飛石」が日本独自のモノって、ご存知でしたか?


「飛石」は、千利休の考案によるものとされています。
by yabushun | 2012-01-10 11:25 | ARCHITECTURE | Comments(2)
Commented by kenaoki at 2012-01-11 04:49 x
ついに本職!?御披露ですか。期待しております。
Commented by yabushun at 2012-01-11 07:11
いえいえ、趣味なんです。(笑)
ただ、私がこの手の話をし出したら、聞かされる立場の方々は、物理的には目の前にいて、「へぇ〜」「そうなんだ〜」と相槌は打ってくれていても、霊魂が遠くに離れて行く感じになります。
まぁ〜普通、燈籠の話で爆発的に盛り上がったりしませんからね。(笑)
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