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Brooks English その1
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かつてBrooks Brothersには、イギリス製靴の商品群であるBrooks Englishというシリーズがありました。

一つはPeal & Co.とのダブルネームのものと、もう一つはOEM先がChurch等によるものです。

ちなみに、Brooks Brothersの商品で「ダブルネーム」になっている場合、基本的には(例外は有りますが)、併記されている会社がBrooks社(1818年)より歴史の古い会社に限られていました。
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      Brooks Brothers 1958年のカタログより

左頁下から2つ目のパンチド・キャップトウが、kenaoki様が、Brooks Brothersのオウンメイクのナチュラルショルダー・コンストラクションに最もムードの合う、と言われた靴です。
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      Brooks Brothers 品番902 Church製
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      比較対象としての、Church Barcroft

Churchの商品群で同じものはなく、最も似たものがラスト#84のBarcroftになるのですが、ぱっと見て、フォルムもそうですが、ブローキングの穴の大きさや、アイレットの配列ラインも違うのがわかります。
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         独特なウエスト・シェイプ
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          独特なエッグ・トウ
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    ラスト名はCurzon。(ラストナンバー911)
    Brooks Brothers独自のラストの一つ。
    Churchのラスト#84より、更に細身になっています。

Brooks Englishには他に、Surrey、Devonと呼ばれるラストもありました。
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下のBarcroftと比較すると良くわかりますが、履き口が狭いです。
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      左 Brooks Brothers   右 Church

Brooks BrothersのはBarcroftより、更にヒールが小さいです。


昔のChurch製だけあって、革質が良く、ソールも例の、Church独特のニオイがします。
by yabushun | 2011-09-24 14:37 | SHOES | Comments(12)
Commented by kenaoki at 2011-09-26 22:40 x
 写真で見ると、実物とはまた違った趣があるように見えますね。生産工場については1980年代にはチャーチ傘下のチーニー社になっていたかもしれません。
Commented by yabushun at 2011-09-27 18:50
そうですね。正確にはチーニー製のものもあったわけですよね。
ところで、チーニー製のものはやはり、チャーチ製に比べかなり劣ったものだったのでしょうか?

Brooks English関連記事、断続的にアップしようと思っています。余り深いことがは書けませんが。(苦笑)
Commented by kenaoki at 2011-09-28 01:28 x
 以前からずっと主張していることですが、仮に私がそれなりの立場であればこの靴は今でも店頭にあるはず、べき商品です。
 チャーチとチーニー、どっちーにーしてもメイクは引けを取っていなかったと思いますよ。アラン・マカフィも懐かしいですね。それにしてもバークロフトと比べてみると、英国製米国風靴の真骨頂と言ってもいい当時のBBのクリエイティビティ、さすがですね... このトウの形状もほどほどでやりすぎ感が全くないです。Brooks English関連の記事期待しております。
Commented by yabushun at 2011-09-28 02:12
そうなんです!本来は絶対に店頭にあるべき靴ですよね!
仰る通り、素晴らしいセンスだと私も思います。
ただ、履き口が狭いから、履く時は結構紐をゆるめる必要はありますが・・・(笑)

「どっちーにーしても」とは、いつもながら芸が細かいですね。
一瞬気が付きませんでした。まさか・・・と思って読み返して気づきました。(笑)

以前、Edward GreenをPealで、と日本から要望を出したけど、何の返事も無かったと、この間のパーティーの時聞きました。
にも拘らず、理解に苦しむ商品はあるのですが。(苦笑)
靴が決まらないと、スタイル完成しません。
Commented by kenaoki at 2011-09-28 22:51 x
 謂わば戦前のGHQと日本政府のような関係なんですよ。気が付けば先方はEGをそのまま売り出している、という。昔の旧EG工場製のPealの靴はネットでも高値で取引されるetc.と耳にしましたが...勿論私も何足かは持ってますが... 当時のPealのクォーターブローグはこれまたどこにも無いデザインでした。
Commented by yabushun at 2011-09-29 12:42
Pealのクォーターブローグは写真でしか見たことがありません。
外鳩目になったヤツでしょうか?
どうも欲望がフツフツと湧き出て来て、いけませんね。(笑)

例の宝島のムック、本日発売で、朝から2冊ほど買ってきました。(苦笑)
体裁は特別付録にキャンバスのトートバッグが付いているというものですが、実体はムックがオマケみたいな感じでした。
基本的には2011年のカタログで、あと、デル・ベッキオ社長、トム・ディヴィス氏のインタビュー、安西水丸氏と北原照久氏の対談、日本のスタッフのスナップ、って内容でした。
Commented by kenaoki at 2011-09-29 13:40 x
で、内容的には何か興味深いものはありましたか?
Commented by yabushun at 2011-09-29 14:29
非常にお答えしづらいご質問ですね。(笑)
1915年のカタログの小さい写真、それとトム・ディヴィス氏ですね。格好良いです。「ポパイ」の取材が印象に残っているらしいですよ。
スタッフの写真は、後日、お店に行った時のネタにします。(笑)
Commented by yabushun at 2011-09-30 18:17
そう言えば、「THE TRAD」というサイトで、ダグラス・フェアバンクス・ジュニア関連の記事があり、そのなかでトム・ディヴィス氏が登場してました。

http://thetrad.blogspot.com/2011/09/fairbanks-favorites-and-sizes.html

http://thetrad.blogspot.com/2011/09/douglas-fairbanks-jr-life.html
Commented by takahashi at 2016-04-16 10:54 x
はじめてコメントさせて頂きます。
911ラストの6020品番に変わったものはどこ製だと思われますか?
Commented by yabushun at 2016-04-16 16:10
takahashi様、はじめまして。
#6020 は私も持ってますが、同じ911でもChurch製とは全く別物ですね。Crockett&Jones製ではないのでしょうか?
Commented by takahashi at 2016-04-16 22:17 x
やはりクロケット製ですか。ありがとうございます。
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